今こそ着手!「RIA」を企業で活かすには?

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今こそ着手!「RIA」を企業で活かすには?

2010/03/29


 クライアント管理の負荷軽減や環境変化に対する柔軟な拡張性などが評価され、企業内の業務アプリケーションをWeb化する流れは加速度的に進んでいる。ただ、HTMLが持つ表現力の制約により、これまで同様の使いやすさを確保できなくなったことが大きな課題となっていた。そのため、2004年頃からWebインターフェース上であっても従来の環境と遜色のない操作性を実現する「リッチクライアント」が注目され、様々な場面で利用されるようになった。今回は、そんなリッチクライアントの現状を振り返りながら、企業の中でどのように活用されているのか、その実例とともに最新動向を追ってみたい。
 また「IT製品選び方ガイド:リッチクライアント特集」では、“使い勝手”が大きく業務に影響するこのツールの選択ポイントを紹介しているので併せてご参照いただきたい。

リッチクライアント

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リッチクライアントを解体しよう!

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リッチクライアントとは?

■そもそもリッチクライアントって何だ?

 リッチクライアントは、RIA(Rich Internet Applications)とも呼ばれ、単純なHTMLで記述されたWebページの操作性や表現力を高めるための製品群や技術の集合体のことを指す。操作性を重視することで業務に必要な伝票入力や帳票系に強い製品と、動画やアニメーションなどを主軸にした製品があるこのリッチクライアントが登場した背景には、ホストベースのキーボードオペレーションや快適な操作レスポンスを実現してきたクライアントサーバシステムと同じ操作性を、Webブラウザで実現したいというニーズがある。つまり、これまでのHTML自体が「プア」な操作性や表現力しか提供できなかったということだ。そのために、JavaやXML、Flash、.NET、はたまた独自言語を駆使し、より高い操作性を実現することが可能な製品としてリッチクライアントが注目を集めることになった。

■リッチクライアントの実装方法

 現在のリッチクライアントはベンダごとに実装方法が異なっているが、特に違いが鮮明なのがクライアント側の実行環境だ。Webブラウザに実行環境であるruntimeを事前にプラグインする方式と、Webブラウザに依存せずに独自のクライアント側実行環境をインストールしておく方式だ。ここで、主要なリッチクライアントベンダの技術構造について簡単に紹介しておく。(図1参照。拡大してご覧ください。)

図1
図1
資料提供:RIAコンソーシアム(日本ネクサウェブ株式会社)

+拡大

【アドビシステムズ株式会社】
 独自環境のAIRとWebブラウザにプラグインするFlashPlayerの2種類を実行環境として用意。開発フレームワークとしてAdobe Flex Builderを提供。

【マイクロソフト株式会社】
 WebブラウザにプラグインするSilverlightが実行環境となり、ビジネスロジックなどを開発するVisual Studioとともに、Expression Blendと呼ばれるデザインツールを用意。

【株式会社カール】
 Curl独自の言語を駆使し、Curl-IDEと呼ばれるツールで開発する。WebブラウザにプラグインするCurl-RTEがruntimeとして動作する。

【日本ネクサウェブ株式会社】
 「Nexaweb Platform」によってサーバ環境から通信、クライアントアプリケーションまで包括的にサポート。開発環境として「Nexaweb Studio」を提供。

【アクシスソフト株式会社】
 独自ブラウザ「Biz/Browser」を実行環境に、デザイン開発のために「Biz/Designer」を提供。Biz/BrowserをInternet Explorerとして動作させることも可能。

■JavaならEclipseベースが中心!リッチクライアント開発環境

 リッチクライアントを開発するための環境は、当然ながら各ベンダによって異なっている。基本的には、ビジネスロジックを開発する部分とUIを開発するためのデザイナー機能がそれぞれ提供されており、業務アプリケーションに強いエンジニアと表現力豊かなUI設計を担当するデザイナーが協調しながら作業を進めることが可能だ。(図2参照。)サーバサイドプログラムはJavaや.Netによって開発を個別に行うものが多く、中にはサーバサイドの開発環境まで含めて提供しているベンダもある。なお、Javaをベースにした製品の場合、オープンソースであるEclipseベースで開発環境が提供されるケースが一般的で、従来のJava開発者にとって使いやすい環境となっている。

図2:協業を支援する開発ツール
図2:協業を支援する開発ツール
資料提供:マイクロソフト株式会社

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