知っておきたい!サーバ仮想化でできること

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製品の基礎をきちんと理解! IT製品解体新書

知っておきたい!サーバ仮想化でできること

2009/11/16


 大半の企業が大幅なコスト削減に取り組んでいる今、改めて仮想化技術に熱い視線が注がれている。なぜなら、新規サーバの導入にかかる費用や、サーバごとに生じる運用管理・保守コストを、サーバ仮想化ソフトによって大幅に削減することができるからだ。しかし、既存システムを仮想化する場合、物理サーバと仮想サーバを一元管理できるか、可用性に不安はないかなど、サーバ仮想化に対する疑問も少なくない。そこで、今回はサーバ仮想化ソフトの導入メリットを正しく理解した上で上手に使いこなすための基礎知識と最新情報をお届けする。実際に製品を選択する際のポイントについては「IT製品選び方ガイド」で紹介しているので、そちらも参考にしていただきたい。

サーバ仮想化ソフト

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サーバ仮想化ソフトを解体しよう!

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サーバ仮想化ソフトとは

 サーバ仮想化とは1台の物理サーバを複数台の仮想的なサーバに分割して利用する仕組みのことだ。それぞれの仮想サーバ上で、異なるOSやアプリケーションソフトを動作させることができ、仮想サーバをあたかも1台のコンピュータのように独立させて使用することができる。
 1台の物理サーバに何台まで仮想サーバを設定できるかについては、使用するサーバ仮想化ソフトによって変わってくるが、論理的には数百台の仮想サーバを同時に起動できる。ただし、CPUやメインメモリなどのハードウェアを共有して使用することになるので、物理サーバが搭載できるCPUコア数や搭載可能なメモリ容量を考慮して実用的なパフォーマンスを維持できる台数を割り出す必要がある。

図1 サーバ仮想化ソフトとは?
図1 サーバ仮想化ソフトとは?
仮想サーバは「仮想マシン(VM)」、仮想サーバ上で稼働しているOSは「ゲストOS」と、それぞれ呼ばれている。
資料提供:日本電気
■サーバ仮想化ソフトの仕組み

 サーバ仮想化を実現するための技術としては、これまでいくつかの方法が開発されてきたが、このうち現在最も注目されているのは「ハイパーバイザ型」と呼ばれる仕組みを採用している製品群だ。ハイパーバイザとは仮想マシンを実現するための制御プログラムのことで、ゲストOSのリソース管理や、物理サーバに対するエミュレーション処理を行う。ハイパーバイザは仮想マシンモニタ(VMM)とも呼ばれている。
 現在、ハイパーバイザには、図2に示すように、どこにデバイスドライバを実装するかによって、2つのアーキクテクチャが存在しており、モノリシック型とマイクロカーネル型に分類できる。デバイスドライバをハイパーバイザ層に持たない「マイクロカーネル型」の方が、モノリシック型よりもハイパーバイザ層を単純化することができる。

図2 ハイパーバイザのアーキテクチャの違い
図2 ハイパーバイザのアーキテクチャの違い
新しいハードウェアをサポートする場合、モノリシック型ではハイパーバイザ層での対応(修正)が必要になる。一方、マイクロカーネル型では管理OSに対応したドライバなら柔軟な組み込みが可能。
資料提供:日本電気

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