Windows 7動向も視野に!モバイルPC選択術

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Windows 7動向も視野に!モバイルPC選択術

2009/09/28


 外出先でも社内や自宅同様の快適なIT環境を手に入れることができるモバイルPCは、メインマシンとしての基本性能だけでなく、小型・軽量化、堅牢性、バッテリ駆動時間、キーボードやタッチパッドなどの操作性、セキュリティ機能、通信機能、そしてカスタマイズサービスといった点でも秒進分歩の進化を繰り返している。そこで今回は、最新のモバイルPCを導入する時に役立つ製品選びのポイントを分かりやすく解説する。また、モバイルPCの基礎解説については「IT製品解体新書」で紹介しているので、そちらも参考にしていただきたい。

モバイルPC

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「モバイルPC」の選び方

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Windows 7への対応と製品選択5つの視点

 今、モバイルPCを手に入れる場合、最も気になるポイントはWindows 7の動向だ。企業ユーザの場合、個人ユーザのように最新機能を追求するよりも、安定性を維持しながら軽快に動くOSを求めるケースが多いことから、いまだにWindows XPに対する需要が高いという事情がある。そのため、マイクロソフトではWindows Vista搭載モデルでもWindows XPに戻すことができるWindows Vistaダウングレード権を提供している。
 こうした対応はWindows 7でも継続されるのだろうか。本稿執筆時点では継続される方向にある。つまり、マイクロソフトでは、Windows 7 Professional及びUltimateのOEMバージョンに関してWindows XP Professionalへのダウングレード権を認める方針だ。OEMバージョンの場合、これまでのダウングレード権では1つ前のOSにしか戻すことはできなかったが、Windows 7では2つ前のOSであるWindows XPへのダウングレード権も認めるとしている。
 Windows 7はWindows Vistaが動く機種ならほぼ問題なく動作し、Windows Vistaよりも軽快に動くという前評判だが、それでもWindows XPの軽さに魅力を感じている企業ユーザは少なくないことから、Windows 7ダウングレード権の提供はモバイルPCユーザにとっては非常に有り難い話だ。
 一方、Windows 7へのアップグレードプログラムも既に始まっている。例えばデルでは、2010年1月31日までの期間中、Windows Vista Home Premium、Windows Vista Business、Windows Vista UltimateがインストールされたPC、あるいはWindows XP をインストール済みのWindows Vista Business Bonus、Windows Vista Ultimate Bonusを購入したユーザはWindows 7へのアップグレードを無償で受けることができる。また、Windows Vista Home Basic、Starter、Windows XPを搭載した PCを所有している場合は、Windows 7の一般発売後、Windows 7アップグレードパッケージを購入できる。
 なお、Windows XPで動作しているモバイルPCをWindows 7にアップグレードする場合は、HDDに保存されているファイルをすべてバックアップコピーしておく必要がある。なぜなら、この場合は「アップグレード」ではなく「クリーンインストール」されることになり、HDDに残っているデータをすべて上書きするからである。
 こうしたWindows 7に対するマイクロソフト及び各ベンダの対応姿勢をよく確認した上で、次の5つの視点からモバイルPCの機種選択を進めていくとよい。

モバイルPCを選ぶポイント

ポイント1

:モバイル機器としての基本性能

ポイント2

:携帯性と堅牢性

ポイント3

:操作性の評価

ポイント4

:利用できるセキュリティ対策機能

ポイント5

:カスタマイズや保守サポート体制

コラム:モバイルPCから見たWindows 7の魅力

 参考までに、Windows 7の特徴の中から、モバイルPCにとって特に有用な機能をいくつか紹介しておこう。
モバイルPCユーザの生産性向上に役立つ「DirectAccess」
 DirectAccessは、VPNを使用することなく、自宅や出張先から企業内のネットワークにアクセスできる環境を実現する機能だ。これまで、モバイルPCユーザが社内ネットワークにアクセスするためにはVPN接続を開始するための複雑な手順を実行しなければならなかったが、DirectAccessを使用すると、インターネット接続環境さえあれば、簡単かつ安全に社内ネットワークにアクセスできるようになり、社外からの社内アクセス頻度を向上させることができる。この機能はシステム管理者にもメリットをもたらす。DirectAccessでは、モバイルPCがインターネットに接続されていればユーザがログオンしていなくても、そのモバイルPCを管理できるようになる。つまり、リモートユーザのアクセス頻度が増えることで、更新プログラムやポリシー配布などのサービス提供も容易になるというわけだ。
バッテリ駆動時間の向上
 Windows 7では省電力機能が強化されており、バッテリ駆動時間の向上が期待できる。まず、Windows 7ではバックグラウンド動作を減少させることで、CPUがアイドル状態になる頻度を高くすることができる。次に、モバイルPCではディスプレイ部分が最もバッテリ電力を消費するが、Windows 7では携帯電話のように、非アクティブ状態になると自動的にディスプレイの明るさを暗くすることができる。また、従来のテレビ画質のDVDを再生する時の消費電力も、ディスクの回転を効率化することで、以前のバージョンのWindowsよりも少なくなる。
 更に、Wake On Wireless LAN機能がサポートされ、有線ネットワーク接続の場合だけでなく、無線ネットワーク接続の場合でもアイドル状態が続いてスリープ状態になったモバイルPCをスリープ解除できるようになった。従って、システム管理者が無線接続されたモバイルPCをスリープ解除して、ソフトウェアを更新したりメンテナンス作業を実行したりすることも可能になる。このほか、従来はLANケーブルが接続されていなくても、LANアダプタは電力を消費していたが、Windows 7では、ケーブルが接続されていない時はLANアダプタの電源が自動的にオフになり、ケーブルが接続されると電源がオンになる仕組みが導入されている。バッテリ残量もわかりやすく正確に通知されるようになっていて、電力消費量とバッテリ駆動時間を常に確認しながら使い続けることが可能だ。


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