見えない敵から会社を守る!IT資産管理特集

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製品の基礎をきちんと理解! IT製品解体新書

見えない敵から会社を守る!IT資産管理特集

2009/09/18


 昨今ソフトウェアを違法コピーして使用しているユーザ企業が、内部告発などを契機にソフトウェアベンダから訴えられる事件が相次いでいる。一旦その事実が公になれば、企業は社会的信用を失うだけでなく、莫大な和解金や罰金などの支払いなどにより企業存続さえ危うくなる。そこで有効となるのがIT資産管理ツールだ。しかし取材を通して見えてきたのは、大多数の導入ユーザがうまく使いこなせていないという実態だ。何が問題になっているのか。ここではツールの基本的な機能紹介に加え、ツールを使いこなすためのガイドラインなどについて解説する。また「選び方ガイド」では、製品導入を検討する上での重要ポイントについて紹介しているので、そちらも併せてご参照いただきたい。

IT資産管理ツール

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IT資産管理ツールを解体しよう!

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IT資産管理ツールとは

 はじめに、IT資産管理ツールの基本機能を復習しておこう。IT資産管理ツールとは、クライアントPCに搭載されたハードウェアやソフトウェアに関する情報を収集し、一元的に管理するためのソフトウェアだ。基本機能としては大きく次の2つが挙げられる。

■インベントリ収集機能

 1つめが、クライアントPCのインベントリ(搭載されているハードウェアやソフトウェアに関する情報)を収集するインベントリ収集機能だ。資産管理ツールが収集するクライアントPCのインベントリ情報は、ハードウェア関連のものとソフトウェア関連のものに分けられる。前者については、PCに搭載されたCPUの種類、メモリ容量、ハードディスク容量、IPアドレス、アカウント名などがあり、後者については、インストールされているソフトウェアの種類やライセンス情報、アップデート状況などがある。

図1 インベントリ収集機能
図1 インベントリ収集機能
資料提供:コア
■ソフトウェア配布機能

 2つめが、ソフトウェアのインストールをサーバ側から行なうソフトウェア配布機能だ。セキュリティパッチやウイルス定義ファイル、業務アプリケーションなどをサーバからクライアントPCへ一元的に配布し、インストールする。インベントリ情報を収集したのち、クライアントPCを正しい状態で維持するためには、どうしても運用管理が必要となる。PC台数が増えればその手間は膨大になるが、この機能を利用することで運用作業は大きく軽減される。

図2 ソフトウェア配布機能
図2 ソフトウェア配布機能
資料提供:コア

 またこのほか、IT資産管理ツールが持つ主な機能として、次で触れるエージェントの有無や個々の製品によっても若干変わってくるが、クライアントPCの構成変化を管理する「構成管理機能」、収集したインベントリ情報に基づいて様々な管理台帳を出力する「各種台帳出力機能」、管理者がクライアントPCを遠隔で制御するための「リモートコントロール機能」、クライアントPCの操作ログを取得する「ログ収集機能」などが挙げられる。

■「エージェントタイプ」と「エージェントレスタイプ」の違い

 IT資産管理ツールは、クライアントPCに“エージェント”と呼ばれる常駐の管理ソフトウェアを搭載して利用する「エージェントタイプ」のものと、エージェントを用いない「エージェントレスタイプ」のものとに分けられる。
 前者を利用するメリットとしては、インベントリ情報の収集に加え、「特定のPCに対して直接メッセージを送る」、「禁止ソフトウェアが起動されるのを抑止する」、あるいは「USBへのデータの書き込みを禁止する」など、クライアントPCに対して管理者側から細かい設定ができることだ。様々な制御が可能となるが、一方で管理対象となるすべてのPCにエージェントをインストールする作業が必要となる。
 これに対してエージェントレスタイプは、Windowsの機能を利用することで、インベントリ情報の収集を可能にしている。セキュリティの診断も可能だ。エージェントタイプに比べてきめ細かな管理はできないが、エージェントが不要なため、インストールの手間は一切かからない。そのため、すぐに導入して利用開始できるというメリットがある。

 どちらのタイプを選択するかは、ユーザ企業がIT資産管理ツールの利用で何を行ないたいかで決まってくる。

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