失敗すると業務停止!?「UPS」の選び方

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失敗すると業務停止!?「UPS」の選び方

2009/07/06


 データセンタやサーバルームだけでなく、今では一般オフィス環境でも必需品となりつつあるUPS。もし電源異常時にUPSがなかったとしたら、データ損失やファイル破損が発生し、業務停止に追い込まれる危険性が高くなってしまう。そこで、今回は、高い信頼性と可用性が求められる企業向けのUPSに焦点を絞って、その製品選びのポイントを紹介する。基本的な機能や活用のコツについては「IT製品解体新書」を参考にしていただきたい。

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UPSの選び方

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製品選択の前に…

 製品選択に入る前に、まず給電方式とUPSの配置方法を決めておこう。  

■給電方式の選択

 UPSの場合、同じベンダから提供される製品群でも、IT製品解体新書で説明した給電方式の違いにより、いくつかの製品ラインナップに分かれている。従って、UPSの製品選びに入る前に、どの給電方式の製品を選択するかを決めておく必要がある。一般的には、個人ユースやスタンドアロンPC用など、小容量(1kVA以下)UPSの場合には、常時商用給電方式が採用されている。このタイプのUPSは低価格だが、入力電圧が変動した場合、その変動が出力電圧に反映される。SOHOユースなど、中容量(0.5〜5kVA前後)UPSの場合には、ラインインタラクティブ方式が採用されている。このタイプのUPSも比較的低価格で提供されており、入力電圧の変動に対して、簡易的な方法で電圧調整が行われる。もっとも高価なUPSでは常時インバータ方式やパラレルプロッセッシング方式が採用されている。このタイプのUPSなら入力電圧変動時でも安定した出力が可能で、瞬断も発生しないことから、データセンタやサーバルーム、重要なクライアントPC用に最適である。
 UPSベンダでは、この3つの方式以外のUPSもラインナップしているので、表1、あるいは図1のような資料を参考にしながら、どの方式の製品シリーズが候補になるのかを、ある程度見極めておこう。

表1 UPSの運転方式の違い
表1 UPSの運転方式の違い
表中のダブルコンバージョンオンライン方式とは常時インバータ方式のこと。
(資料提供:エーピーシー・ジャパン)
図1 給電方式の決定
図1 給電方式の決定
電源環境は、基本的には電圧や波形が正しく安定していることが望ましい状態である。
(資料提供:オムロン)
■「分散型」と「一極集中型」

 企業がUPSを導入する場合、小型のUPSを複数設置する「分散型」を採用するか、それとも大容量のUPSを導入して「一極集中型」で管理するかも決定しておかなければならない。分散型は万一故障した場合のリスクも分散されるが、一極集中型ならUPSの運用管理コストを抑えることができる。また、分散型の場合、実際にはその20-30%程度しかUPS容量を使用していないケースが少なくなく、無駄に電力を消費してしまう場合がある。これを集約することにより、その無駄な部分を省くことができる。しかし、最近は電源管理アプリケーションも進化してきたことから「分散型」でも「一極集中型」でもニーズで使い分けることが可能になってきている。

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