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IT担当者の必須知識が身につく 初級ネットワーク講座

第23回 IP電話を支える技術「VoIP」

2009/09/08


 現在、急速に発展してきたIP電話。なんといってもその魅力はコストである。しかし、一般の電話に比べて音声の品質が劣ったり、音声が途切れたりする。その原因は、音声パケットの「遅延/遅延揺らぎ(ジッタ)/損失」などである。そこで今回の初級ネットワーク講座では、IP電話の仕組みについて説明するとともにその問題点、回避法をあわせて説明する。

VoIP

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インターネットによる音声・映像配信の方法

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ダウンロードとストリーミング

 VoIPは、インターネットやイントラネットといったIPネットワークを用いて音声通話を実現する技術の総称で、音声をデータ化したものをIPパケットにし、インターネットなど、IPのプロトコルを用いることが可能な通信網を用いて、音声通話ができるものだ。音声や映像などのコンテンツ(マルチメディアデータ)をインターネットなどで配信する方法の1つである。
 インターネットで音声や映像を配信する方法は次の2通りあり、VoIPではストリーミングを用いる。

■ダウンロード

 音声や映像などのコンテンツを受信側ですべてディスクにダウンロードしてから再生する方法。ダウンロードする時間が必要なため再生までには時間がかかり、リアルタイム性はないものの、保存されたデータからいつでも過去の映像を見ることができる。通信媒体の帯域は問わない。

■ストリーミング

 音声や映像などのコンテンツを一方が送信し、これと同時にもう一方が受信しながら再生する方法。同時再生可能でリアルタイム性がある。受信側のディスクに保存しないのでディスク容量や著作権保護などの面において有利。その反面、通信媒体には広帯域を必要とする。更に、「遅延/遅延揺らぎ(ジッタ)/パケット損失」によって音声の途切れ、画像の乱れなどが生じる。また、音声と動画が同期がとれるようにRTPというプロトコルが必要である。ストリーミングをデータとして保存し、後日再生できるソフトウェアもある。動画投稿サイト「YouTube」や各放送局のニュース配信サイトもストリーミングである。
 なお、ストリーミングには「ライブ放送」と「オンデマンド放送」がある。ライブ放送はテレビやラジオのように、入力した映像や音声をリアルタイムに配信するもので、インターネットを利用した電話(VoIP)やテレビ電話は、双方向のライブ放送になる。オンデマンド放送とは、ビデオのように見たい、聴きたいときにいつでも見ることができる放送形態のことである。

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