活かせるか?「人事管理」選びの8ヵ条

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活かせるか?「人事管理」選びの8ヵ条

2009/04/20


 人事部の定型業務は幅広いが、会社ごとに大きく変わるものではない。それらを支援する人事管理システムだけに、機能的な面の比較だけで差異を見つけるのは難しそうだが、世の中には数多くの製品が出回っている。それらの中からどういうところに着目して選択すると、自社のやりたいことにフィットする製品が選べるのか、ここでは製品選定のポイントを紹介する。人事管理システムの基本や最新動向についてはIT製品解体新書をご覧いただきたい。

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1

人事管理システムの選び方

 製品選定の前にまず、明確にしておきたいのが、人事情報の使用用途である。例えば紙で保存している人事情報をデジタル化して管理するだけならば、エクセルなどの表計算ソフトで作成すれば十分かもしれない。しかし、「人事情報を活用して最適な人材配置をしたい」「人事情報と連動し、給与管理を行いたい」「複数ある連結子会社を含め、統合的な人事管理をしたい」などの目的があるのであれば、人事管理システムの導入検討は必須である。せっかく導入しても宝の持ち腐れになってしまわないよう、まずは人事情報を使って何をしたいかを明確にしたうえで、以下のポイントで製品選定を行って欲しい。

1

アーキテクチャを選択する

2

提供されている機能が導入目的に合致しているか

3

拡張性、柔軟性はどうか

4

使い勝手はどうか

5

出力帳票が充実しているか

6

セキュリティ機能はどうか

7

「ヒト」を活かすためにどんな機能が提供されているか

8

サポート体制の充実度

1-1

アーキテクチャを選択する

 まずは、どんなシステム・アーキテクチャを採用するかが重要である。例えば人事担当者1人がシステムを使えればいいというのであれば、PC1台で操作するスタンドアローンタイプで十分だろう。しかし人事責任者や経営者、事業部門長など複数の人たちで使用したいというのであれば、クライアント/サーバ(C/S)型、もしくはWebシステム型かの選択になる。
 C/S型の場合は、クライアント端末に専用ソフトのインストールが必要になる。そのため、法律や税制などに改正があった場合は、クライアント側もアップデートが必要になるが、なかにはその手間を効率化するため自動でアップデートする機能を標準搭載しているものもある。
 一方のWebシステム型はクライアントに専用ソフトをインストールすることなく、Webブラウザのみで稼働する。法律や税制などに改正があった場合は、サーバ側のみのアップデートとなり、クライアント側でアップデートに対応する必要はない。
 C/S型、Webシステム型のいずれを選択するかは、運用方法によって決まってくる。LAN内で使用するのであれば、C/S型、Webシステム型いずれのタイプでも選択可能となる。しかし遠隔地の拠点でも使用したいという場合はWebシステム型を選択するか、C/S型ツールであれば、遠隔地対応のアーキテクチャを有しているものを選択したい。
 社内にリソースを持ちたくない、システムを運用管理する人材がいないという場合は、SaaS型を選択するのが良いだろう。

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