第20回 高信頼性設計で万が一に備えよ!

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IT担当者の必須知識が身につく 初級ネットワーク講座

第20回 高信頼性設計で万が一に備えよ!

2009/06/09


 ネットワーク設計では、信頼性・効率性・安全性の向上が求められている。このうち信頼性向上については、例えばサーバの二重化、インターネット接続業者の二重化といった冗長化設計が鍵となってくる。そこで今回は、社内ネットワークにおける信頼性向上対策の技術であるスパニングツリー、VRRPについて詳しく説明する。ルータやL2スイッチに障害が発生した場合、ユーザに負担をかけずに適切な処理をすることが求められる管理者にとって、特に押さえておきたい障害対応機能について解説する。

高信頼性設計

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高信頼性設計

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信頼性設計のポイントとは?

 企業活動のためにはインターネット接続は必要不可欠である。社内LANのサーバやPCからインターネット接続することにより、社内PCからのインターネット上のWebサーバの閲覧、メールの送受信、インターネットから社内サーバへのアクセスが可能となる。そして、インターネットVPNを介して社内サーバやPCから拠点のサーバやPCへの通信ができる。
 では、信頼性の面で考えてみよう。例えば、インターネット接続業者(ISP:Internet Services Provider)、ルータ、L2スイッチのいずれかで障害が発生した場合、社内LANのサーバやPCからインターネット接続ができなくなり、企業活動が滞ってしまう。そこで、いかにして接続不能状態の時間を短くするかがポイントとなる。ISP、ルータ、L2スイッチそれぞれの信頼性は高いものの100%ではないため、万が一に備えての信頼性設計が必要だ。
 信頼性設計のポイントは、二重化(冗長化)、すなわち予備をあらかじめ用意しておくことと、障害発生時及び障害復旧時における切り替え方法にある。単に二重化といっても、障害のたびに機器類を交換する手動切り替えでは、接続不能状態の時間が長くなる。また、ユーザに設定変更をさせる方法もあるが、負担をかけることになる。いかにして自動的に障害を検知し、即座に予備に自動的に切り替えられるかが重要になる。かつて企業でも、手動切り替えによる対応が多かったが、現在では、自動切り替え機能が備わった機器選択による対応が取られているケースが多い。これにより、管理者があらかじめ適切に設定することで、障害発生時、機器が自動的に切り替えられ、ユーザは障害に気づかないこともある。
 では早速、ISP、ルータ、L2スイッチそれぞれの自動切り替えによる障害対応についてみていこう。

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