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IT担当者の必須知識が身につく 初級ネットワーク講座

第18回 道案内「経路制御」の仕組み

2009/04/14


 もはや日々の生活に欠かせないものとなりつつあるインターネット。自宅や職場にいながらにして、世界中のありとあらゆるサイトに瞬時にアクセスして必要な情報を取り出すことができるのは、適確な「経路制御(ルーティング)」が行われているからに他ならない。
 今回は、このようにネットワーク上で重要な役割を果たしている経路制御を取り上げる。経路制御の仕組みや種類、最も基本的な経路制御のプロトコルRIPについて解説する。第3章では、ルータの制御を人がやってみるとどうなるか、実際に体験できるようになっているので、ぜひペンを片手に読んでいただきたい。

経路制御

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経路制御の仕組みと種類

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経路制御の仕組みってどうなっているの?

 経路制御とは、IPパケットを的確に目的地の方向に導く仕組みのことである。「ルーティング」とも呼ばれる。
 いま、この画面を見ているということは、現にパソコンとキーマンズネットのWebサーバとでWebデータの入ったIPパケットのやりとりをしている。パソコンでは、URLに含まれるドメイン名を、DNSを用いてIPアドレスへと変換、取得する。これであて先IPアドレスはわかったため、あとはあて先IPアドレスをセットしてIPパケットとして送出するだけ。パソコンから送出されたIPパケットは迷うことなくキーマンズネットのWebサーバに到達する。だからキーマンズネットのWebサーバからの応答があり画面が表示されている。キーマンズネットのWebサーバに限らず、いろいろなWebサーバも閲覧できるし、メールサーバとのやり取りによってメールの送受信もできる。
 ところでパソコンと各サーバの間には、途中いくつかのネットワークの分岐点がある。この分岐点で、道案内とも言える経路制御を行うのが、ネットワーク同士を接続するルータである。

■ルータの果たす役割

 第3回4回の初級ネットワーク講座で学んだように、IPパケットは、IPヘッダとIPデータの部分からなる。IPヘッダ部には送信元IPアドレスとあて先IPアドレスが含まれる。IPアドレスはネットワークアドレス部とホストアドレス部から構成される。
 ルータは、入ってきたIPパケットの目的地、あて先IPアドレスのネットワークアドレス部を見て、IPパケットを最適な方向に導く。列車でいうならば、乗換駅のようなものである。駅に到着した人(IPパケット)を目的地に向かうために乗り換えるホーム(例:△△方面は○○番ホーム)へと適切に誘導しているのだ。そのため、各々のルータは、各目的地の「ネットワークアドレス」とその「方向」などの要素を項目とした経路制御表(ルーティングテーブル)を必ず持っている。ルータはこの経路制御表に基づいて、パケットを転送している。

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