意外!「カラー・ページプリンタ」評価基準

この記事をtweetする このエントリーをはてなブックマークに追加

失敗できないアナタを応援します IT製品選び方ガイド

意外!「カラー・ページプリンタ」評価基準

2009/03/16


 日々、何十枚、何百枚という文書の印刷が求められるオフィスにおいて、プリンタは業務に不可欠な機器だ。しかし、カタログのスペックだけを見ても、実際の使い勝手は想像しづらい。カラー・ページプリンタも本体の低価格化が進み、10万円以下で導入できるモデルも増えているとはいえ、業務に合わない機種を選んでしまったり、価格の安さで選んだが想定外のランニングコストが掛かってしまったり、という事態は避けたい。今回の「選び方ガイド」では、基本的な製品の選定方法から、ランニングコストや、導入後の使い勝手までを考慮した選び方を紹介していく。また、カラー・ページプリンタの基本情報から最新動向までは、IT製品解体新書の「プリンタ特集」で詳しく触れているので、こちらもあわせて参考にしてほしい。

プリンタ

※「プリンタ/意外!「カラー・ページプリンタ」評価基準」の記事を一部ご紹介します。会員登録を行い、 ログインすると、「プリンタ/意外!「カラー・ページプリンタ」評価基準」の記事全文がお読みいただけます。

会員登録はこちら(無料)

プリンタの基礎解説へ
プリンタシェア情報へ


1

カラー・ページプリンタ選び方ガイド

Point1

印刷品質と印刷速度

 カラー・ページプリンタを選ぶ上で、多くのユーザがまず考える要素は、「印刷品質」と「印刷速度」だろう。印刷品質に直結するカタログ値といえば、解像度が挙げられる。解像度を示す単位は1インチ当たりのドット数を示す“dpi”で、画質を判断する上で重要な数値ではあるが、プリントエンジンの解像度だけで画質を比較することはできない。

■印刷品質の評価

 ページプリンタでは、「1800×600dpi“相当”」といった表記が見られる。このような数値を謳っているプリンタでは、解像度を擬似的に向上するスムージング技術が採用されている。スムージング技術とは、文字などの輪郭をなめらかに再現するための技術で、具体的には、感光ドラム上に光を照射する際に、光源の点滅頻度を上げることでドットの大きさを調節し、エッジ部分のジャギーを低減可能としている。また、このようなドットの大きさを調整する技術を応用することで、色階調のより細かな調整も行なうことができる。

図1 ジャギーの低減
図1 ジャギーの低減
資料提供:富士ゼロックス
■印刷速度の評価

 次に印刷速度のほうを見てみると、カラー/モノクロの毎分出力速度(単位:ppm)が提示されている場合が多い。カラー8ppm/モノクロ30ppmから、カラー/モノクロとも60ppmの製品まで、価格帯によって大きく変動する場合が多い。気をつけなければならないのは、この数値が基本的に“最も速く印刷できる条件”で算出されているケースが多いことだ。両面印刷などを行なう場合には、当然のことながら出力速度は低下する。1枚の裏面/表面を印刷する間に、次の用紙の印刷を開始する効率的な用紙搬送方式を採用し、片面印刷と同等の両面印刷速度を実現している製品もあるため、日常的に両面印刷を利用するつもりであれば、両面印刷時の出力速度なども参照しておいたほうが良い。なお、モノクロに比べてカラーの印刷速度が極端に遅い機種は「4サイクル方式」、モノクロとカラーがほぼ同等の機種は「タンデム方式」の感光ドラムを採用していることがわかる。

図2 両面印刷機構
図2 両面印刷機構
資料提供:リコー

 また、毎分の印刷速度のほかに、「ウォームアップタイム」や「ファーストプリントタイム」も印刷速度に影響してくる。ページプリンタでは、トナーを紙に定着させるために熱を用いる製品が多く、電源投入、またはスリープモードから印刷を開始する際に、定着器を暖める時間がどうしても発生する。これがウォームアップタイムだ。ページプリンタが市場に登場し始めた頃は3分半ものウォームアップタイムが必要だったが、現在では短いもので20秒足らずまで短縮されている。
 ファーストプリントタイムとは、プリント指示が出されてから1枚目の用紙が排出されるまでの時間のことで、プリンタ内部の機構的な要素のほかに、画像処理速度なども含まれる。印刷速度を重視して製品を選ぶ際には、同様の文書を大量に印刷する場合には毎分の印刷速度を、1部ずつ様々な文書を印刷する場合にはウォームアップタイムやファーストプリントタイムを重視していく必要がある。

…この記事の続きは、会員限定です。  会員登録はこちら(無料)

続きを読むには…
会員登録いただくと自動的にこの記事に戻り、続きが読めます。

会員登録(無料)・ログイン

このページの先頭へ

プリンタ/意外!「カラー・ページプリンタ」評価基準」関連の情報を、チョイスしてお届けします

※キーマンズネット内の「プリンタ」関連情報をランダムに表示しています。

プリンタ」関連の製品

手間やコストを極力かけず、企業ITの認証環境を強化する 【エントラストジャパン】 検疫ネットワーク・IT機器管理 iNetSecシリーズ 【PFU】 PC&モバイルセキュリティ維持・管理ソリューション ISM CloudOne 【クオリティソフト】
認証 ネットワーク管理 IT資産管理
サイバー攻撃の巧妙化、クラウド利用の拡大などによって、今まで以上に認証の重要度は増している。手間やコストを極力かけず、企業ITの認証環境を強化するための勘所とは? iNetSecは、企業で利用されているPC・スマートデバイスなどの様々なIT機器の把握・不正接続防止・利用者認証・ポリシー徹底によりセキュリティ対策を支援。 自動で管理端末の脆弱性を検知し、マルチデバイスのセキュリティを一元管理するクラウドサービス。

プリンタ」関連の特集


前回に引き続き博報堂アイ・スタジオを紹介!コミュニケーションを向上させる変わったサービスや、新しい技…



業務効率化やコスト削減のためには、「複合機」の見直しを!社内環境の調査・分析から、強化されたセキュリ…



急ぐプレゼン資料も部署内のプリンタできれいに出力!ゲキ売れ取材班が“売れ筋TOP5”の「売れてるワケ…


プリンタ」関連のセミナー

【毎日開催】One to Oneセミナー(出荷・納品業務) 【エヌ・ティ・ティ・データ・イントラマート】  

開催日 7月12日(火)〜12月31日(日),7月12日(火)〜12月31日(日),7月12日(火)〜12月31日(日)   開催地 東京都   参加費 無料

出荷・納品業務は、お客様に製品やサービスを届けるまでの大切な業務であり、お客様との信頼関係を築く業務といえます。しかしながら受注受付〜出荷納品までのプロセスは多…

「オフィス機器」関連 製品レポート一覧

このページの先頭へ

プリンタ/ 意外!「カラー・ページプリンタ」評価基準」の記事を一部ご紹介しました。
会員登録を行い、ログインすると、「プリンタ/ 意外!「カラー・ページプリンタ」評価基準」の記事の続きがお読みいただけます。


Myリストへ 印刷用ページへ

この記事をtweetする このエントリーをはてなブックマークに追加


この記事に掲載している情報は、掲載日時点のものです。変更となる場合がございますのでご了承下さい。


ページ: 1 | 2


30002940


IT・IT製品TOP > オフィス機器 > プリンター > プリンターのIT特集 > 特集詳細

このページの先頭へ

キーマンズネットとは

ページトップへ