この記事をtweetする このエントリーをはてなブックマークに追加

失敗できないアナタを応援します IT製品選び方ガイド

企業で活かす!「UMPC」選択の知恵

2009/03/09


 コンシューマ分野で昨年ブレイクしたUMPC(ネットブック、ミニノートなどを含む)。その低価格とモバイルに適したサイズと軽さは、企業PCとしても魅力的だ。しかし心配なのは性能・機能・セキュリティ。UMPCは企業が望むすべてを満足するデバイスではないが、無視してしまうのはいかにも残念。今回は、UMPCの良さを活かす企業利用の方法と、導入するなら気をつけたいポイントを紹介していく。「IT製品解体新書」では各社の製品仕様比較も紹介しているので、そちらもぜひ参考にしていただきたい。

UMPC

※「UMPC/企業で活かす!「UMPC」選択の知恵」の記事を一部ご紹介します。会員登録を行い、 ログインすると、「UMPC/企業で活かす!「UMPC」選択の知恵」の記事全文がお読みいただけます。

会員登録はこちら(無料)

UMPCの基礎解説へ


1

UMPC選択のポイント

 「IT製品解体新書」でも紹介しているが、UMPCは従来のノートPCよりも持ち運びやすく、スマートフォンやPDAよりも大画面で入力もしやすい新しいジャンルの製品だ。情報を作る側の仕事も、情報を閲覧・利用する側の仕事も、バランスよくこなしてくれる。
 とはいえ、企業PCとして既存のノートPCをリプレースできる存在かといえば、かなり無理がある。UMPCは、そのジャンルの成り立ちを知り、機種を知り、用途を特定してこそ真価が発揮できる特別なPCだ。以下では、製品選択のポイントを紹介しながら、賢い企業利用の方法を紹介していく。

1-1

ポータビリティと操作性でまず選択肢を絞ろう

 外形サイズ、液晶サイズ、キーボードの配列やピッチなどの操作性を、実機を触ってチェックしてみよう。5.6インチ画面と10.2インチ画面では文字の大きさがまるで違う。特によく使うアプリケーションの画面、Webページなどで比較してみるとよい。ユーザが使いたくなる画面表示、入力をはじめとする操作性が備わる機種を選びたい。

■厚みと重さは必ずチェック、バッテリの駆動時間も忘れずに

 カタログデータでわかりにくいのは実際に持ったときや、鞄に入れたときのかさばりだ。縦横サイズはわかりやすいが、そこに厚みが加わった状態は数値情報ではイメージしにくい。必ず実機を持ち、できれば鞄に入れて確認しておきたい。一般のノートPCでは各メーカーが軽さと薄さを、先端技術を駆使して競っているが、UMPCはいかに既存技術で軽く薄くするかが課題だ。
 一方、重量のカギになるのがバッテリだ。通常はセルの数により駆動時間が決まり、駆動時間が長いほどバッテリが重くなるのだが、UMPCでは必ずしもそのとおりにはなっていない。約4時間しかもたないバッテリを積んだ機種と、約8.3時間の駆動時間のバッテリを積んだ機種が同様に約1.1kgの重さということもあるので仕様をよくチェックしておこう。機種によっては使用状況に応じたCPUクロックの調整までを含むきめ細かい電源管理を行い、できるだけ駆動時間を長くする工夫をしている。
 なお、本体サイズが小さい機種を初めて持つと実際より重く感じてしまいがちだ。ファーストインプレッションにとらわれず、これは数字で比較したほうがよい。

図1 ASUSのEee PC S101
図1 ASUSのEee PC S101
(資料提供:アスース・ジャパン)
■液晶画面は横1024ドット以上が使いやすい

 液晶画面のサイズは、カーナビなどでも使われ量産化・低コスト化されていたパネルを利用した7インチサイズのモデルが先行したが、その後徐々に大きめのサイズのパネルを搭載する製品が登場してきた。現在では7〜10.2インチまでが主流で、5.6インチや10.2インチ超の製品が例外的にある状況だ。画面の横解像度は1024ドットをサポートする機種も多くなっており、横スクロールの手間は減らせるが、文字表示の小ささは否めない。ワンタッチで画面の一部を拡大表示してくれる機能を備える機種もあるが、年配者には使いにくいかもしれない。

図2 解像度による表示の違い(左:1024×800ドット、右:800×600ドット)
図2 解像度による表示の違い(左:1024×800ドット、右:800×600ドット)
■ポインティングデバイスの操作性

 UMPCでは小さなタッチパッドとその前部に備えたボタンがマウスがわりに使われる。中にはポインティングスティックを備える機種もあり、これらのポインティングデバイスの操作性も、ときにはキーボード以上に重要だ。タッチパッドはキーを打つときには触れず、親指を伸ばせばすぐに届く位置にあるのが理想だが、なかなかそううまくはできない。好みや慣れもあるだろうが、あまり大面積にはできないUMPCだけに、ほんの少しでも広いほうがうれしい。しかしタイプの邪魔になるようでは困る。妥協点を見つける努力がいるだろう。

 タッチパッドに課題があると感じたら、タッチパネル搭載機種を試すことをお勧めする。タブレットPCの登場当初はタッチパネルによる操作の利点と製品コストとがうまくマッチせず普及に至らなかったが、UMPCでは手頃な価格でタブレットPC的操作法がとれる。タッチパネル操作は慣れればマウスよりも直感的に操作でき、キーボードと画面との距離が近いことがメリットだ。スタイラスペンでの操作が必要な場合はかえって手間だが、実際には指でもかなり正確に操作が可能である。  

図3 タッチパッドの例
図3 タッチパッドの例
(資料提供:東芝)

…この記事の続きは、会員限定です。  会員登録はこちら(無料)

続きを読むには…
会員登録いただくと自動的にこの記事に戻り、続きが読めます。

会員登録(無料)・ログイン

このページの先頭へ
関連キーワード

UMPC/企業で活かす!「UMPC」選択の知恵」関連の情報を、チョイスしてお届けします

※キーマンズネット内の「UMPC」関連情報をランダムに表示しています。

UMPC」関連の特集


社内外問わず様々なシーンで活用できるのが特徴である「モバイルPC」。標準的な基本スペックから最新動向…



今話題の小型・軽量・低価格PC。果たして企業で導入する価値はあるのか?今までとは違う新しいモバイル、…



社内外問わずビジネスを継続できる「モバイルPC」の"イマ"を解説!注目の"Centrino2"や驚き…


「その他PC関連」関連の製品

Apple製品 トータルサポートサービス 【ウチダエスコ】
その他PC関連
Apple製品の正式代理店として認可を受けているウチダエスコによる、エンタープライズ環境も視野に入れたAppleのサーバー、端末などの導入全般をサポートするサービス。

「その他PC関連」関連の特集


2011年第2四半期、出荷台数が前年同期比2.9%増の376万台であった「国内PC」。同製品のシェア…



フクロウはどうして静かに飛べるのか?その謎を解いた時、画期的テクノロジーが誕生した!もうすぐあなたの…



21.5型ワイドのフルHD液晶が2万円台前半で買える!価格急落で、今まさに買い時の液晶ディスプレイを…


「PC」関連 製品レポート一覧

このページの先頭へ

UMPC/ 企業で活かす!「UMPC」選択の知恵」の記事を一部ご紹介しました。
会員登録を行い、ログインすると、「UMPC/ 企業で活かす!「UMPC」選択の知恵」の記事の続きがお読みいただけます。


Myリストへ 印刷用ページへ

この記事をtweetする このエントリーをはてなブックマークに追加


この記事に掲載している情報は、掲載日時点のものです。変更となる場合がございますのでご了承下さい。


ページ: 1 | 2


30002938


IT・IT製品TOP > PC > その他PC関連 > その他PC関連のIT特集 > 特集詳細

このページの先頭へ

キーマンズネットとは

ページトップへ