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恐慌を生き抜く!「PLMツール」選択術

2009/03/02


 「PLMツール」は自動車や航空宇宙業界などの大手企業を中心に早くから導入が進んできたが、最近では日用品やハイテク、加工組立などを取り扱う中堅企業の間でも注目を集めるようになっている。そこで今回のIT製品選び方ガイドでは、自社の条件に合ったPLMツールを選択するときに役立つポイントと、現在市販されているPLMツールの製品一覧を紹介する。機能がオーバースペックであったり、実際の業務に合わない…など、導入後に後悔することがないよう、本稿で紹介する選択の要件を参考にしてほしい。
 また、IT製品解体新書のPLMツール特集では、PLMの導入メリットや必要性に関する基礎から、最新の製品が搭載している機能などについて詳しく解説しているので、あわせてご覧いただければ幸いだ。

PLMツール

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1

「PLMツール」の選び方

■製品選択の5つの視点

 IT製品解体新書で述べた通り、「PLM」の守備範囲は非常に広く、提供ベンダはそれぞれ得意とする分野を中心にPLM市場に参入している。従って、一口にPLMツールといっても、各製品の軸足の取り方には違いがある。例えば、CADを中心としたPLMツール、BOMを中心としたPLMツール、ERPを中心としたPLMツールなどに分けることができる。
 既に1つのベンダに絞ってCADを導入している場合には、「CADを中心としたPLMツール」が使いやすくなるケースが多く、マルチベンダのCADを展開している場合には、「BOMを中心としたPLMツール」が使いやすくなる場合が多い。いずれの場合も設計現場の業務効率を高めることが主眼となってくる。一方、既にERPを積極的に導入・活用しているケースでは、「ERPを中心としたPLMツール」が、導入効果を発揮しやすい。この場合には、販売管理やアフターサービスの情報を製品開発にフィードバックできる。

 こうした各PLMベンダの特性を理解した上で、次の5つの視点から検討を重ねていくとよい。

1:

製品ラインナップの確認

2:

操作性およびレスポンスの確認

3:

ERPとのシステム連携

4:

カスタマイズの容易さ

5:

コンサルティングなどの導入・運用における支援体制

要件1

製品ラインナップの確認

 前述したように、PLMツールを提供しているベンダの製品ラインナップを確認してみると、CADツールを提供しているベンダであったり、データベースベンダであったり、ERPベンダであったりする。そこで、これらのベンダがもつ強みと、自社のニーズが一致しているベンダを選択することから着手したい。例えば、使用するCADベンダとPLMベンダが異なる場合、CADデータをPLMツールに100%正しく取り込むために、CADツールで使う機能を制限したり、それぞれのバージョンを合わせる必要が出てくる。
 逆に、CADとPLMを同じベンダで揃えるケースでは、当然その親和性が高くなる。具体的には、CADツールとの統合インターフェースが提供されていて、CADのツールバーやメニュー、コンテキストメニューなどから、保存/チェックイン/検索といった操作を実行できる。また、CADのアイコン表示から各ドキュメントのステータス(リリース済/編集中/ほかの設計者が編集中など)も確認が可能だ。

 
 同じくCADツールを提供しているPLMベンダの中には、フリーの3Dビューアを提供しているところもある。これにより、基本的な3次元計測機能と3次元断面作成機能、そしてPMI(製品加工情報) 表示機能を無償で利用できる。

 3次元計測機能と3次元断面作成機能は、設計のディテールをより深く理解するのに非常に効果的である。また、PMI表示機能は、3Dモデルのコンテキスト内で製造情報を可視化する。図1のJT2Goでは、以下のMicrosoft OfficeドキュメントにJT(3Dデータ表示用フォーマット)データを直接埋め込むこともできる。

Wordファイル(見積り依頼などに)
Excelファイル(技術報告書などに)
PowerPointファイル(設計レビューなどに)

図1 無償の3次元ビューワ「JT2Go」
図1 無償の3次元ビューワ「JT2Go」
JT2GoはJTデータを表示できる。JTデータはCADを使用しないユーザへの3Dデータ配布用フォーマットで、主なCADシステムをサポートしている。
(資料提供:シーメンスPLMソフトウェアJP)

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