経費削減に本領発揮!「ビデオ会議」特集

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製品の基礎をきちんと理解! IT製品解体新書

経費削減に本領発揮!「ビデオ会議」特集

2009/02/16


 ブロードバンドネットワークが普及したことで、インターネット上の動画コンテンツは非常に身近なものとなった。それにともない、「ビデオ会議」が組織内でのより明確な意思疎通を手助けする新たな“コミュニケーションツール”として注目されつつある。今回の特集では、ビデオ会議システムの基本的な機能/構成要素とともに、その導入メリットや活用例も含めて詳しく紹介していく。また、「IT製品選び方ガイド」では、製品選定の際に考慮するべきポイントについて詳しく解説しているので、ご参照いただきたい。

ビデオ会議

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ビデオ会議システムを解体しよう!

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ビデオ会議システムとは

 ビデオ会議システムとは、その名のとおり、双方向の映像や音声により遠隔地との間で“顔をつき合わせた”コミュニケーションを実現するためのシステムを指す。初期のシステムは、拠点間を専用線などでつなぎ、双方でテレビ放送を行なうような敷居の高いものであったが、ISDN回線が普及してきた頃より製品が市販され始め、ビジネスシーンでも利用されるようになっていった。最近では、より低コストで大容量なデータのやり取りを実現するIPネットワークが整備されたことで、導入/運用とも容易になり、さらにPC画面の共有に対応するなど製品の機能自体も拡張されてきた。ビデオ会議システムは、実用的なコミュニケーションツールとして成熟してきたといえるだろう。
 市販されている製品を大別すると、専用のハードウェアを利用する「専用端末」製品と、既存のPCやWebカメラを利用してビデオ会議を実現するソフトウェア型の「Webカンファレンス」製品の2種に分けることができる。以下の図は、「専用端末」と「Webカンファレンス」、それぞれのシステム構成を簡単に表したものだ。

図1 ビデオ会議システム構成図
図1 ビデオ会議システム構成図
■専用端末

 モニタやプロジェクタに接続して利用する、ビデオ会議専用のハードウェア。会議室などに設置し、多人数で利用する場合に主眼を置いているため、高品質な映像/音声を訴求点としている製品も多い。操作はテレビと同様のリモコンで行なわれ、会議の相手(接続先の会議室)をボタンにショートカットとしてあらかじめ登録しておくことができるなど、IT機器に不慣れな人でも扱いやすいよう設計されている。
 カメラやモニタなどの入出力機器は別売となる単体型製品のほかに、モニタ/カメラを一体化した製品や、コンパクトな筐体に基本機能を凝縮し、持ち運びと机上設置、接続の容易性に特化した製品など、様々な形態で提供されている。また、端末によって画質にも違いがあり、最近ではHD(High Difinition:高精細)に対応した製品も多い。解像度についてはIT製品選び方ガイドで解説しているので、そちらもご参照いただきたい。

表1 専用端末タイプ別比較表
表1 専用端末タイプ別比較表
(資料提供:VTVジャパン)
■Webカンファレンス

  PCにソフトウェアをインストールし、市販のWebカメラやヘッドセットを外部接続して利用する。画面も通常のPCディスプレイが使用されるため、各個人が自身のデスクから会議に参加する方式が一般的となる。参加者はサーバ上で仮想的に設置された“会議室”へ入室するイメージの製品が多く、1対1だけではなく多人数での会議にも対応することができる。
 画像や音声の品質は利用するカメラ/スピーカーに依存することになるが、ASPサービスで提供されているWebカンファレンスもあり、専用端末に比べ単価は低く抑えることができる。HD(High Difinition:高精細)画質に対応した製品も登場しており、利用するカメラやマイクの性能によっては小規模な会議室などでも利用可能だ。

図2 Webカンファレンスの分割画面
図2 Webカンファレンスの分割画面
(資料提供:エヌ・ティ・ティ アイティ)

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