頼るべき最後の砦!"テープライブラリ"選び

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頼るべき最後の砦!"テープライブラリ"選び

2009/02/09


 ディスクアレイも光学メディアも太刀打ちできないメリットを今も維持するデータ保護&アーカイビング・ツールであるテープライブラリ。企業情報を最後まで守り抜くテープのよさを十分に活用し、さらにディスク装置をはじめとするほかのストレージとの併用による、新しい効果も得られるテープライブラリは、現在および近未来におけるデータ量の増大に効果的に対応する古くて新しい切り札だ。
 今回はこのテープライブラリにスポットを当て、ディスクや仮想テープライブラリとの連携面やセキュリティ面はもちろん、自社に最適な製品レンジの計算法など、将来にわたって活用できるテープライブラリとはどのようなものか、選択のポイントを紹介する。
 またIT製品解体新書「テープライブラリ特集」では、テープライブラリの内部構造を紹介、またテープライブラリがディスクより有利な点についても紹介しているのでこちらもあわせて参考にしてほしい。

テープライブラリ

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1

最新規格に注目!テープライブラリ選択7つの視点!

Point.1

2011年には1巻3200GB、270MB/秒に!? テープ規格の最新ロードマップに注目!

 テープの規格は歴史的に多くの種類が登場しては消えていったが、現時点では、ほぼ競争は終結しているという見方がもっぱらだ。現在も利用されている規格の仕様(記録容量と転送スピード)のロードマップを図1に示す。このうち中規模以上の情報システムで最もよく利用されているのがLTOで、現在はその第4世代(LTO4)、年内には次世代のLTO5が登場予定だ。LTOは世代を追って記憶容量を倍化するとともに、LTO3では改ざん防止ができるWORM仕様と1巻で400GBの記憶容量と80MB/秒の転送速度に進化し、LTO4ではドライブによる暗号化仕様が盛り込まれ、1巻で800GBと120MB/秒となった。続く5世代目、LTO5は1巻で1600GB(1.6TB)と180MB/秒と発表されており、記憶容量と転送速度の倍化にプラスしてどんな仕様が加えられるのか注目したい。最新テープ規格の動向は2011年までロードマップにて公表されており、LTO6では3200GB(3.2TB)と270MB/秒にまで進化する予定である。

図1 テープ仕様とロードマップ
図1 テープ仕様とロードマップ
※オープン系システム用途のみ。ハイエンド(メインフレーム等に利用)テープは省略。
(情報提供:JEITA磁気記録媒体標準化専門委員会)テープストレージの製品動向2008年度版より一部を引用

  LTO2〜3対応のテープライブラリが従来から普及しており、徐々に世代交代が進んでいくとともに、別規格のテープからの乗り換えや新規導入もLTO4中心に進んでいる。中〜大規模のオープン系システムではほとんどLTO中心のテープ仕様になっており、今後もその傾向が揺らぐ気配はない。
 最新型であればあるほどカートリッジあたりの価格が上がるのだが、容量単価で見ると年々コストは低下している。企業システムは今後もデータ量を増大させる傾向が続くと考えられるため、新規に導入するならその時点で最も大容量、高速転送可能な製品であって、今後のロードマップが長期的に描かれているものを選ぶのがよい。しかし既存のテープ資産を捨てられないケースも多いはずだ。その場合は、定常的に利用するバックアップ部分は徐々にでも将来有望な規格の製品に移行しながら、アーカイブの利用目的には従来の規格製品をベンダサポートが続くかぎり、保有し続けるのがよいだろう。
 もしもアーカイブが将来使用できるかどうか不安な場合には、メディアコンバート・サービスを利用すれば、例えばDLT/SDLTテープの内容をLTOテープにコピーすることなどができる。これは専門業者がメディアを預かって有償で行うサービスなので、安全に短期間で移行が可能になる。
 なお、小〜中規模システムでよく利用されているDAT(DDS)でも7世代目(DAT320)以降のロードマップが描かれており、比較的小幅ながら今後も世代を追って大容量化・高速化が行われる。システム更改などの予定がなければ既存製品を利用し続ける選択は適切と思われる。

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