メールを安全にやり取りできる仕組みを作る

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メールを安全にやり取りできる仕組みを作る

2009/03/10


 メールシステムは社内・社外を問わずコミュニケーションのための重要な企業インフラとなった。その可用性とサービスレベルの維持は業務に不可欠となり、より効率的・合理的な運用が望まれるとともに、メールを利用した不正行為や誤送信をはじめとする情報漏洩に一層の注意を払う必要が生じている。今回は、メールシステムにまつわる脅威を、内側からの脅威(内部脅威)と外側からやって来る脅威(外部脅威)に整理し、それぞれに有効な対策について2つの「処方箋」として紹介する。

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メールの安全性を脅かすものとは?

 メールの安全性を考えるときには2つの視点がある。1つはメールを利用した業務が滞りなく進められるよう、メールシステムの健全性を保ち、サービスレベルが一定に維持できるようにすること。もう1つは、メールを利用した不正行為や、通信内容の盗聴、機密情報の故意または過失による漏洩といった、ビジネスと企業ブランドに重大な悪影響を及ぼす事象の発生を防ぐことだ。
 前者に対する脅威として現在クローズアップされているのがスパムメールであり、後者についてはスパイウェアによる情報の不正送信、メールの中継サーバでの盗聴、故意または過失による社内での情報送信などさまざまな要因に対する対策が求められている。メールシステムの安全性を脅かすこれらの脅威について今回は、内部からの情報流出を防止する観点と、外部からのスパムメールをはじめとする攻撃を阻止する観点との2つの側面で対策を紹介していく。


1

内部脅威への対策を行う

 メールシステムの内側からの脅威に対して重要なのは、意図しない情報流出を防ぐことだ。これには正当なユーザがウッカリミスで間違った宛先にメールを誤送信してしまうこともあれば、従業員が重要書類と意識しないまま情報を送信してしまうこともある。加えて、内部に仕込まれたスパイウェアが情報漏洩の原因になることがある。このような問題に対してとるべき対策を簡単に分類すれば、次のようになる。

(1)

セキュリティポリシーに従った情報リテラシ強化のための従業員教育

(2)

システムアクセスに際しての個人認証をはじめとするユーザ/クライアント管理

(3)

ウイルスやスパイウェアの発見と排除

(4)

メールの誤送信の防止、機密情報送信の防止

(5)

安全なリモートアクセス手段の確立

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