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レガシーマイグレーションの新定義

2009/03/19


 ユーザ企業の中には依然として老朽化したレガシーシステムの問題が残されている。世界的な景気低迷の中、IT投資にも悪影響が出始めている。システム部門には、コスト削減を実現しつつ攻めのIT投資ができるような工夫が必要とされる。老朽化したレガシーシステムは、コスト、柔軟性・拡張性ともに足を引っ張る元凶とされ、4〜5年前にはレガシーマイグレーションが注目された。しかし、当時のレガシーマイグレーションは必ずしも成功裏に終わらなかった。その失敗を糧に現在ITモダナイゼーションという考え方が台頭し始めている。本稿では、レガシーマイグレーションならびにITモダナイゼーションについて解説する。

レガシーマイグレーション

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アナリストプロフィール

田中 達雄

技術調査部 上級研究員 田中 達雄(Tatsuo Tanaka)

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アナリストファイル #025

2000年に野村総合研究所へ入社。入社以来、情報技術本部にてITアナリストとして活動。専門は、エクスペリエンス・テクノロジー、リッチクライアント、開発手法、エンタープライズ・アーキテクチャ、セマンティック技術、Webサービスなど。



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レガシーマイグレーションの現状

■失敗に終わった過去のレガシーマイグレーション

 レガシーマイグレーションという言葉自体は4〜5年前に話題になった言葉で新しい言葉ではない。4〜5年前というと2007年問題を直前に控えた時期であり、メインフレーム技術者が大量に退職する前にメインフレーム上のIT資産(COBOL資産など)をUNIXやWindowsもしくはWeb環境という新しい世代のオープン系プラットフォームに移行することを目的としたものだった。
 しかし、当時のレガシーマイグレーションは、そのほとんどがうまくいかなかった。その原因は、2007年問題以前ではあったものの「仕様が分かる人間がすでに退職」していたり、「仕様書が古く仕様書とコードが不整合」であったり、「プログラムがスパゲッティ化して理解できない」、さらに「正しいコードはどれなのか分からない」など多くの問題が頻繁に発生したためであった。
 その結果、プロジェクト自体は「バグが収束せず」、「コスト超過」という結果に終わることが多かった。また、個別のレガシーマイグレーションや新規開発、パッケージ導入などにより異なる複数のオープン系プラットフォームが乱立してしまい、メインフレーム保守コストと比較し、期待したほど保守コストを削減できないという事態も引き起こした。

 このような状況から数年経った現在、レガシーマイグレーションに対するユーザ企業の取り組みはどのような状況にあるのだろうか。ここからは、野村総合研究所が2009年02月16日〜 2009年03月02日に実施した「企業情報システムとITキーワードに関する調査」の結果を使いユーザ企業の取り組み状況を解説する。

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