失敗できない!"負荷テストツール"機能比較

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失敗できない!"負荷テストツール"機能比較

2008/11/17


 ネットワークやアプリケーションに負荷をかけて耐久性や問題点を検証する「負荷テストツール」。同じ製品でも最大仮想ユーザ数や分析機能など、自社が求める機能によって、製品選びの視点は大きく変わってくる。その中から自社課題にマッチした製品を、どのような視点で選んでいけばいいのか。また導入が失敗しないため、事前にどのような点に注意しておけばいいのかなどの選択ポイントを紹介する。
 また負荷テストツール製品の基礎から最新事情の紹介や、使用疑似体験ができるコーナーなどは、IT製品解体新書の負荷テストツール特集で詳しく触れているので、こちらもあわせて参考にしてほしい。

負荷テストツール

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負荷テストツール製品の選び方

■どのような課題をどうやって解決するの!?具体的テスト要件を明確化しよう!

 負荷テストツールの製品選びに入る前に、まず具体的なテスト要件を明確にしておく必要がある。例えば「大規模なテストを行いたい」「サーバの限界テストをしたい」「ユーザ操作を意識した処理単位の応答時間を把握したい」「テスト結果から原因を把握して問題の解決を図りたい」などだ。同じ製品でも最大仮想ユーザ数によって導入コストは大きく異なってくるし、限界テストだけが目的なら分析機能の充実している高額ツールを選択する必要はない。このような具体的なテスト要件を事前に確認しておくことが第一段階である。

■予算・課題に沿った計画を…。価格帯による分類を確認しよう!

 市販の負荷テストツールを価格帯で分けると、3つのタイプに大別できる。

表1 負荷テストツールの分類
表1 負荷テストツールの分類

 100万円以下で導入できる製品群は、ボトルネックを分析してパフォーマンスの改善を図るために導入するというよりも、まずどこまでの負荷にシステムが耐えられるのかといった、限界テストを実施できればよいという需要に応えている。従って、500万円以上のハイエンドクラスの製品群が必要な開発プロジェクトでは、ライセンス料金の安い少数の仮想ユーザ数で製品購入して詳細分析を行い、限界テストを行う時だけ多数の仮想ユーザ数でもライセンス料金の安いクラスの製品群を利用するといった形でツールを使い分ければ、コストダウンを図ることができる。

 こうした価格帯による違いや、自社課題に沿った具体的要件を理解した上で、次の4つの視点で検討を重ねていくとよい。

1:

対応環境の確認(対応プロトコル)

2:

テストスクリプトやテストシナリオの作成機能、その使いやすさ

3:

テストのモニタ機能とテスト結果に対する分析機能

4:

負荷テストのノウハウやテスト支援サービスの提供

コラム:徹底検証!一目瞭然!?フリーウェアの負荷テストツールとの違い

 市販の負荷テストツールは総じて価格が高いことから、中小ベンチャー企業の間ではJMeter(Jakarta Projectで開発されている負荷テストツール)などのフリーウェアがよく使用されているが、これらのフリーウェアと市販製品との間にはどのような違いがあるのだろうか。
 例として、Load Testing for Web Applications(旧e-Load)とJMeterを比較した場合、次のようなポイントを挙げることができる。(表2参照)

表2 Load Testing for Web Applications(e-Load)とJMeterの比較
表2 Load Testing for Web Applications(e-Load)とJMeterの比較

Point1

まずは事前にチェック!!対応環境(対応プロトコル)の確認

■必ず確認!!製品選択の4つのポイント!!

 「具体的なテスト要件」、「価格帯による分類」をチェックした後、実際に負荷テストツールを選択・検討する際に必要な視点は以下の4つのポイントだ。

 負荷テストツールによって対応できる環境に違いがあるので、Web環境以外でもテストしたい環境がある場合には、対応プロトコルなどのサポート状況を確認する必要がある。
 例えばHP LoadRunnerの場合、Server Base Computingを実現するCitrix社のCitrix Access Suite (旧MetaFrame)に完全対応しており、Citrix Presentation Serverとクライアントとの間でやり取りされる画面イメージとキーボード入力を理解し、負荷生成のためのスクリプトを自動作成することができる。一般的にCitrix Access Suiteでは、実装するアプリケーションによってパフォーマンスに大きな差が現れる。従って、可用性や高パフォーマンスを維持しなければならないアプリケーションを実装する場合、負荷テストは必須となる。

図2 リソース情報のモニタリング

図2 リソース情報のモニタリング
負荷テスト時のCitrix Presentation Server
遅延が発生した時にサーバで起きている状況を一元的に確認できる。
資料提供:アシスト

+拡大

 また、LoadRunnerのモニタ機能を使用することで、サーバサイドの情報を収集して分析に役立てることができる。LoadRunnerのモニタ機能は、Windowsサーバのパフォーマンスモニタのカウンタ値をリモートで収集し、ユーザレスポンスと同じレベルで、サーバ側の情報を統一的に表示できる(図2)。
 このほか、ERPパッケージであるSAP R/3やクライアント/サーバ型システムへの負荷テストを行うことも可能だ。例えば、アプリケーションがVisual Basicでデータベ−スがOracleという2階層構造の場合、ODBC経由でSQL文を複数発行させて負荷を生成することができる。

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