迷い所満載!?「メールアーカイブ」選択術

この記事をtweetする このエントリーをはてなブックマークに追加

失敗できないアナタを応援します IT製品選び方ガイド

迷い所満載!?「メールアーカイブ」選択術

2008/10/06


 メールアーカイブがコンプライアンスや情報漏洩対策などに有効であることは十分認識していても、実際に「5年分のメールを保存するのが適切」と言われてしまうと、運用負荷などの問題から、なかなかメールアーカイブの導入に踏み切れないシステム管理者も少なくないはずだ。そこで、今回は迷いを感じている管理者の方々が製品導入に着手するきっかけとなる製品選択のための重要ポイントを分かりやすくまとめてお届けする。また、メールアーカイブ製品の基礎から最新事情までは、IT製品解体新書のメールアーカイブ特集で詳しく触れているので、こちらもあわせて参考にしてほしい。

メールアーカイブ

※「メールアーカイブ/迷い所満載!?「メールアーカイブ」選択術」の記事を一部ご紹介します。会員登録を行い、 ログインすると、「メールアーカイブ/迷い所満載!?「メールアーカイブ」選択術」の記事全文がお読みいただけます。

会員登録はこちら(無料)

メールアーカイブの基礎解説へ


1

製品の選び方

■製品選択の4つの視点

 メールアーカイブ製品には、メールアーカイブに特化した専用ツールと、メールフィルタリング製品にメールアーカイブ機能が装備されている電子メールのセキュリティ管理ツールという位置づけの製品が存在する。従って、メールアーカイブの製品選択に入る前に、メールフィルタリング機能の必要性について確認しておかなければならない。すでにメールフィルタリング製品を導入している企業ならメールアーカイブ専用ツールを検討すればよいが、まだメールフィルタリング製品を導入していない場合には、どちらのタイプを選択すべきか検討する必要がある。
 ここで、メールフィルタリング機能について簡単におさらいしておくと、これは常にメールを監視して、不適当なメール(あらかじめ設定したセキュリティポリシーに違反しているメール)を発見すると、直ちにこれを遮断して送受信できないようにする機能のことだ。ポリシー設定機能(フィルタリング機能)やレポート機能(管理機能)の他、最近では誤送信対策機能などもサポートされている。
 メールフィルタリングは電子メールのセキュリティ管理を進めていく上でメールアーカイブ同様、重要な機能の1つになっているので、未導入の場合にはメールフィルタリング機能付きのほうがコストパフォーマンスは高くなる。ただし、メールアーカイブ専用ツールを提供しているベンダの多くは、他の製品群(メールサーバ、スパムメール対策、検索エンジン、統合ログ管理など)を同時に手掛けているので、それぞれのベンダの強みを確認し、自社に欠けているメールソリューションを提供してくれるベンダを選択したい。こうしたポイントを踏まえた上で、次の4つの視点で検討を重ねていくとよい。

1:

製品形態(ソフトウェア、アプライアンス、ASPサービス)の選択

2:

検索性能(検索機能、検索速度、インデックス作成)の確認

3:

データベース性能(データ圧縮、大規模対応)の確認

4:

連携ソリューションの豊富さ

要件1

製品形態(ソフトウェア、アプライアンス、ASPサービス)の選択

 メールアーカイブ機能を手に入れる手段としては、ソフトウェアを購入する方法だけでなく、アプライアンスを購入する方法、メールアーカイブのASPサービスを利用する方法の3通りがある。最も導入が簡単(短期導入が可能)なのはASPサービス、次にアプライアンス、最後がソフトウェアになる。それぞれのメリットやデメリットは一般的なIT製品の導入ケースと同じだが、メールアーカイブの場合、現時点でアーカイブすべきメールデータ量は把握できるものの、1年後・3年後のメール流量を予測することはなかなか難しい。
 ある程度正確な予測ができる企業ならアプライアンスが最適で、アプライアンスの中にはテープへのバックアップ環境がサポートされている製品もある。正確な予測が困難でシステム管理者を確保できない場合や、すでにメールサーバをアウトソーシングしている場合にはASPサービスが最適と言える。メールサーバをアウトソーシングしていない場合でも、ASPサービスが提供するデータセンタ内のメールアーカイブ(サーバ)とユーザ環境のメールサーバを信頼性の高いPoint to Point型の通信サービスを利用して接続することが可能だ。一方、大規模ユーザの場合には、ハードウェア構成を自由に選択できるソフトウェアが有力な選択肢になる。
 参考までに、アプライアンスを導入する時に使用されるヒアリングシートの一部を表1に紹介しておこう。最近では、アプライアンスのラインナップも増えてきており、200ユーザ前後の製品から10000ユーザまでを想定した製品まで、選択の幅が広がっている。

表1 WISE Auditアプライアンスサーバ設定ヒアリングシートの一部
表1 WISE Auditアプライアンスサーバ設定ヒアリングシートの一部
ゲートウェイ型かエージェント転送型かを選択した後、メールアーカイブ条件を確認し、最適なアプライアンスモデルを選択する。
資料提供:日立アイ・エヌ・エス・ソフトウェア

…この記事の続きは、会員限定です。  会員登録はこちら(無料)

続きを読むには…
会員登録いただくと自動的にこの記事に戻り、続きが読めます。

会員登録(無料)・ログイン

このページの先頭へ

メールアーカイブ/迷い所満載!?「メールアーカイブ」選択術」関連の情報を、チョイスしてお届けします

※キーマンズネット内の「メールアーカイブ」関連情報をランダムに表示しています。

メールアーカイブ」関連の製品

法人向けクラウドメールサービス CYBERMAIL Σ 【サイバーソリューションズ】 Barracuda Message Archiver 【バラクーダネットワークスジャパン】 クラウド型メールアーカイブサービス 「Active! vault SS」 【クオリティア】
電子メール メールアーカイブ メールアーカイブ
SaaSで提供されるメール&コミュニケーションサービス。メールサーバ、Webメール、メールアーカイブ、暗号化をはじめ、様々なコミュニケーション機能を提供。多言語対応。 強力かつ効率的なメールアーカイブを実現するメールアーカイブソリューション。優れた検索機能を備え、必要な情報をすぐに取り出すことが可能。 Google Apps、Office 365と連携可能なクラウド型メールアーカイブサービス。日本語対応で使いやすく、コンプライアンス対策に役立つ。

メールアーカイブ」関連の特集


モバイルPCを使いこなす社員が増え、情報を手軽に活用できるようになる一方で、個人情報の漏洩などが相次…



たった一度の過ちで諭旨免職、更迭になるなんて・・・メール誤送信は想像した以上に大きな影響を及ぼすもの…



「バックアップしていればOK」はカン違い!?メールアーカイブの基礎から、導入のメリット、最新事情を徹…


「メール」関連 製品レポート一覧

このページの先頭へ

メールアーカイブ/ 迷い所満載!?「メールアーカイブ」選択術」の記事を一部ご紹介しました。
会員登録を行い、ログインすると、「メールアーカイブ/ 迷い所満載!?「メールアーカイブ」選択術」の記事の続きがお読みいただけます。


Myリストへ 印刷用ページへ

この記事をtweetする このエントリーをはてなブックマークに追加


この記事に掲載している情報は、掲載日時点のものです。変更となる場合がございますのでご了承下さい。


ページ: 1 | 2


30002792


IT・IT製品TOP > メール > メールアーカイブ > メールアーカイブのIT特集 > 特集詳細

このページの先頭へ

キーマンズネットとは

ページトップへ