第12回 DNSの仕組みとホスティングサービス

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IT担当者の必須知識が身につく 初級ネットワーク講座

第12回 DNSの仕組みとホスティングサービス

2008/10/14


 インターネット上のサーバにアクセスする際には、"recruit.co.jp"のようなドメイン名や、"www"のようなホスト名を用いる。しかしIPパケットには、「あて先IPアドレス」はあるが、「あて先ドメイン名」や「あて先ホスト名」なるものはない。そこで今回は、「ホスト名」や「ドメイン名」を「IPアドレス」に置き換える、「名前解決」の仕組み「DNS」について解説する。また、この仕組みを利用して、データセンタのリソースの一部をユーザに貸し出す「ホスティングサービス」についても解説する。

DNS

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DNSの仕組み

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URLの構造

 インターネットを利用してWebサーバにアクセスする場合、ブラウザのアドレスにURLを入力する。URLは、Uniform Resource Locatorの略で、RFC1738で規定されている。
 URLの全体構造は、":"をはさんで前半の「スキーム部(scheme)」と、後半の「スキーム仕様部(scheme-specific-part)」に分かれる。

<scheme> : <scheme-specific-part>

<scheme> は、通信相手とやり取りする手段・方法を表す。
  Webであればhttpファイル、データ転送であればftp、メール送信であればmailtoなどがある。
<scheme-specific-part> は、通信に必要な情報を示す。スキームによって構文仕様は異なる。
  通信相手のホスト名、リソース名、ユーザ名、パスワードなどがある。

 例えば、「初級ネットワーク講座 第11回」の内容を閲覧するためのURLは、「http://www.keyman.or.jp/3w/prd/87/30002687/」で、その内容は次のように構成されている。

<scheme> → [http]
<scheme-specific-part> → [//www.keyman.or.jp./3w/prd/87/30002687/]

 つまり、通信相手とは[http]という手段(プロトコル)でやり取りしたい。その必要情報は[//www.keyman.or.jp./3w/prd/87/30002687/]である、ということだ。

 <scheme>が[http]の場合、<scheme-specific-part>の構文は、以下の通りとなる。

 // <host> : <port> / <path> ? <searchpart>

<host>  → www.keyman.or.jp
<port>  → 省略
<path>  → 3w/prd/87/30002687/
<searchpart> → 省略

 <host>は、通信相手のホストを識別する。[www.keyman.or.jp]は、さらにホスト名である[www]とドメイン名である[keyman.or.jp]に分けられる。このように、ホスト名とドメイン名を組み合わせたものをFQDN(Fully Qualified Domain Name:完全修飾ドメイン名)と呼ぶ。FQDNは、インターネット上で一意である。
 <path>は、そのホスト内にあるリソース(ファイル)の場所を示す。

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