災害などに備え安全にデータを保管したい

この記事をtweetする このエントリーをはてなブックマークに追加

会社の課題を解決する処方箋。 課題スッキリ!IT処方箋

災害などに備え安全にデータを保管したい

2008/07/16


 災害などによって業務システムが集中するセンタ拠点がストップした場合を想定し、BCP(Business Continuity Plan:事業継続計画)を念頭に置いた対策が必要不可欠だが、理想的な対策には巨額の投資が必要となる。しかし、それで尻込みしてしまっては前に進まない。まずは、どんなBCPにも必要不可欠なデータ保護から考えてみてはいかがだろうか。今回は、災害対策としてのデータ保護について、最適な対策のための処方箋を考えていく。特に、センタ拠点の機能が停止した場合の対策に目的を絞り、なかでも重要なデータ保護に関して、コスト効果の高い方法は何かを考えてみたい。

災害対策

※「災害対策/災害などに備え安全にデータを保管したい」の記事を一部ご紹介します。会員登録を行い、 ログインすると、「災害対策/災害などに備え安全にデータを保管したい」の記事全文がお読みいただけます。

会員登録はこちら(無料)

他の課題をチェック PickUp! 課題の解き方へ

 企業における災害対策のプライオリティは、何より従業員の安全を最優先に考えるのは当然で、資産の保護やビジネスの復旧はその次以降の優先順位となってくる。だからこそ、ビジネス継続のためのデータ保護には平常時にできる範囲で万全を期し、混乱の中でもスムーズにビジネスの復旧が可能な体制を構築しておく必要がある。
 災害対策(Disaster Recovery:DR)には、RTO(目標復旧時間)と、RPO(目標復旧ポイント)という2つのキーワードがある。RTOが短ければ短いほどビジネス復旧が早まり、RPOが業務停止タイミングに近ければ近いほど、業務の継続が容易になる。
 災害後の復旧をどのような手順で行うかは、事業継続計画(BCP:Business Continuity Plan)に基づいて行われる。この際にはRTOとRPOをどのレベルに設定するかが重要だ。それは許容できるシステムのサービスレベルにいつまでに到達できるかを考えることになる(図1)。

図1 事業継続計画(BCP:Business Continuity Plan)について

図1 事業継続計画(BCP:Business Continuity Plan)について
※RTO:Recovery Time Objective:目標復旧時間
※RPO:Recovery Point Objective:目標復旧ポイント=どれだけ最新の状態まで戻すか

1

遠隔地へレプリケーションを行う仕組みを構築する

 ビジネスの早期復旧に最も効果的な対策は、センタ拠点(プライマリサイト)が利用できなくなったときに備えて、同一の災害による影響が少ない地理的に離れた拠点でセンタの業務を引き継ぎ、同様に処理できるようにしたバックアップサイト(セカンダリサイト)を用意しておくことだ。バックアップサイトは2ヵ所以上あるほうが安全で、1対nやn対nのバックアップをサイト単位で行うこともあるが、ここでの説明は単純化するためにプライマリとセカンダリの2サイトで考えてみる。

データ複製「レプリケーション」2つの考え方 どこまでの状態を保つのか

…この記事の続きは、会員限定です。  会員登録はこちら(無料)

続きを読むには・・・

会員登録をすると自動的にこの記事に戻り、続きが読めます。

会員登録(無料)・ログイン

このページの先頭へ
関連キーワード

災害対策/災害などに備え安全にデータを保管したい」関連の情報を、チョイスしてお届けします

※キーマンズネット内の「災害対策」関連情報をランダムに表示しています。

災害対策」関連の製品

ベリタスと富士通が可能にする、プラットフォームを問わない全方位データ管理 【ベリタステクノロジーズ合同会社】 高可用性クラスタリングソフトウェア 「CLUSTERPRO D」 【日本電気】 店舗検索システム GOGA Store Locator 【ゴーガ】
バックアップツール サーバー管理 その他WEB構築関連
「ひとまず保存」がリスクを生む 散在するデータをどう活用するか? 業務システムの障害を監視し、障害発生時には業務を健全なサーバに自動的に引き継ぎ、高可用性を実現するHA(ハイアベイラビリティ)クラスタリングソフトウェア。 Google Maps APIを利用し、企業がWebサイトで利用する店舗検索コンテンツを容易に作成、メンテナンスできるクラウドサービス。

災害対策」関連の特集


サーバー運用管理やパブリッククラウドとの連携、データセンター(DC)間の連携による災害対策等のサービ…



大企業や中堅企業に加え、中小企業でも利用され始めている「アイデンティティ管理」。企業ITのクラウドへ…



前回の第3回で考察したとおり、スパムメール対策の構成においては、オンプレミス型(構築型)とSaaS型…


災害対策」関連のセミナー

DRBD入門セミナー(受講無料、半日コース) 【サードウェア】  

開催日 8月22日(火),9月26日(火),10月18日(水)   開催地 東京都   参加費 無料

DRBDの機能と特徴、高可用クラスタ、災害対策、ストレージソリューションなどの活用シーンを、講義形式で紹介します。<コース内容>・DRBDバージョン8  DRB…

回避しよう!DBのバックアップ、移行時に現れる落とし穴 【ワイ・ディ・シー】  

開催日 9月6日(水)   開催地 東京都   参加費 無料

BCPの重要項目の1つである災害時のシステム復旧はデータロス少なく、短時間で出来ていますか?短時間の業務停止でクラウド等、新環境へ移行が可能です!本セミナーでは…

このページの先頭へ

災害対策/ 災害などに備え安全にデータを保管したい」の記事を一部ご紹介しました。
会員登録を行い、ログインすると、「災害対策/ 災害などに備え安全にデータを保管したい」の記事の続きがお読みいただけます。


Myリストへ

この記事をtweetする このエントリーをはてなブックマークに追加


この記事に掲載している情報は、掲載日時点のものです。変更となる場合がございますのでご了承下さい。


ページ: 1 | 2 | 3


30002724



このページの先頭へ

キーマンズネットとは

ページトップへ