断然違う!?「NASゲートウェイ」選択の肝

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断然違う!?「NASゲートウェイ」選択の肝

2008/08/04


 「NASゲートウェイ」以外のNAS製品の場合、クライアントからの同時アクセス数が増加すると、急速にファイルアクセスのスピードがダウンしたり、ディスク容量不足に陥るケースが出てきたりするが、NASゲートウェイの場合、これらの従来のNAS製品が抱えている課題についての解決策が提示されてきており、今後企業でよりニーズが高まってくると予想される。そこで本稿では、NASゲートウェイ製品を企業で選択する際のポイントについて詳しく解説していく。あわせて記事後半には、現在市販されているNASゲートウェイの製品一覧をお届けする。また、NASゲートウェイに関する基礎から最新事情についてはIT製品解体新書のNASゲートウェイ特集で詳しく解説しているので、そちらもあわせて参考にしてほしい。

NASゲートウェイ

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1

NASゲートウェイ 製品選択の決め手とは!?

■製品選択の5つの視点

 「NASゲートウェイ」として製品を選ぶ前に、一体型NASやモジュラ型NASなど、提供形態の異なるNAS製品(*各提供形態の違いについてはIT製品解体新書参照。)と比較した際のそれぞれの特長も、事前におさえておくことが肝要だ。なぜなら、NASゲートウェイに搭載されているCPUやメモリ、専用OSといったNASヘッドを構成している部分・パーツは、従来のNAS製品とほとんど同じだからである。従って、例えば、NASゲートウェイに搭載されているOSがセキュリティ脅威に強いLinux系のカスタマイズされたOSなのか、それともWindows系のサーバやクライアントと親和性に優れたWindows Storage Server 2003なのか、自社のストレージ運用管理体制の違いなどを考慮して選ぶ必要がある。
 また、OSとともに提供されているユーティリティソフトのサポート状況なども、一般的なNAS製品を選ぶ時と同じように考慮すべき点だ。例えば、製品によって、OSとともに無償で提供されるソフトウェア群と、有償で提供されるソフトウェア群のラインナップがかなり異なっており、どこまでの範囲が基本機能としてサポートされているのかという点を、事前に確認しておかないと、予算確保の面で大きな開きが生じてしまうことになる。

 このほか、一般的なNAS製品選びで確認したい以下のような項目もNASゲートウェイ選びにもそのまま当てはまる。

業務を停止することなくディスクの容量増設が可能かどうか。

サポートしているプロトコルや文字コードの種類はどうか。例えば、Macintoshを利用している場合にはMacintoshの全角文字に対応していないと文字化けが起こる。

停電対策はどうだろうか。例えば、キャッシュメモリがバッテリでバックアップされていれば、停電で電源offとなった場合でもデータが失われることはない。また、UPS連携によるシャットダウン制御構成を採用できる場合には長期間の停電にも対応できる。

ソフトウェアの機能、仕様、使用方法、操作方法に関する説明サービスや、受け付けた問題点に対しての原因、解決策、回避策の提示を行う技術サポート体制など。

 NASゲートウェイの製品選びでは、こうしたポイントを確認した上で、さらに次の5つの視点で検討を重ねていくとよい。

1:

パフォーマンスの確認

2:

対応できるディスクアレイ

3:

可用性の評価

4:

データ保護機能の充実度

5:

運用管理機能とその使い勝手

要件1

パフォーマンスの確認

 NASを利用しない通常のファイルサーバの場合、ネットワーク処理からファイルシステム処理までの間にオーバーヘッドが発生するが、NASゲートウェイに搭載されている専用OSはファイルサーバとしての機能に特化し、ネットワーク処理とファイルシステム処理が一体化されていることから、効率的な処理が実現されている。そして、NASゲートウェイでは洗練された専用OSを高速稼働するために、マルチコアのCPUが搭載されており、高いパフォーマンス(ファイルへの高速アクセス)を誇っている。
 そこで、まずNASゲートウェイの専用ハードウェアプラットフォーム構成から確認しよう。例えば、汎用計算に最適化された従来のサーバクラスの汎用プロセッサが使用されている製品よりも、ネットワークプロセッサが使用されている製品のほうがパフォーマンスの面で有利であるといえる。最新機種の中には、1台のNASゲートウェイに18コアを搭載している製品(例:ONStorジャパンのCougar6720)も登場しており、この場合のファイルアクセスのスループットはリード時で840MB/秒を達成している。
 また、クラスタリングを導入してパフォーマンス強化を図る場合、アクティブ/アクティブのアーキテクチャで何台まで接続できるのかという点は、製品によって違いがあるので事前に確認しておく必要がある。さらに、クラスタリングアーキテクチャの中にはパフォーマンスをリニアに拡張することができない製品もある。例えば、クラスタに追加された4台目の装置は、1台目の装置と同じスループットを実現できない場合があるのだ。従って、クラスタリングによりどこまでリニアにパフォーマンスを拡張できるのか、その具体的な数値、あるいは導入事例も確認しておくようにしたい。

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