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GoogleAnalyticsとの差は?Webログ解析選び

2008/05/19


 Webログ解析ツールの選択に入る前に、解析対象となるWebサイトの目的を明らかにしておく必要がある。なぜなら、Webログ解析では、最初に目標設定を行い、その目標に対する現実との乖離を測定することで、Webサイト改善のための手掛かりを探るからである。つまり、Webログ解析では、仮説→施策実行→検証→改善(PDCA)の仮説検証プロセスに従って作業を進めていくことが重要だ。その前提の上で、自社ニーズに最適なWebログ解析ツールを選択するための「4つの視点」を見ていこう。なお、Webログ解析ツールの基礎については、「IT製品解体新書」を参照されたい。

Webログ解析ツール

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1

Webログ解析ツールの選び方:4つの黄金軸

 Webログ解析は、担当者レベルでそのニーズが変化する。マネージャクラスは、KPI(Key Performance Indicator: 重要業績評価指標)を設定し、Webサイトの全体像を把握する必要がある。Web担当者は、詳細分析を行うことでSEO効果やサイト内導線を確認して、具体的な改善策を実施する必要がある。また、営業マンは資料請求者の使った検索用語を確認することで、見込み客のニーズを把握する必要がある。さらに、担当者レベルでWebログ解析が必要となるタイミングも異なってくる。マネージャは定期(月や四半期)、Web担当者は随時(施策実施時)、営業マンはリアルタイム(資料請求時)といった具合だ。

 従って、Webログ解析ツールを導入するときは、こうした担当者レベルにおけるニーズの違いをよく理解した上で、次の4つの視点で検討を重ねていくとよい。

1:

測定方式の選択

2:

パッケージかASPサービスかの選択

3:

必要な解析機能の有無

4:

解析ノウハウの確認

 それでは、それぞれの要件について詳しく見ていこう。

要件1

測定方式の選択

 Webログ解析ツールにはサーバログ型、Webビーコン型、パケットキャプチャリング型があり(それぞれの仕組みについては、「IT製品解体新書」を参照のこと)、それぞれで特性が異なるため、その得意・不得意をよく理解した上で製品を選択する必要がある。3つの方式のメリット・デメリットを表1に示す。Webビーコン型はほとんどの場合ASPサービスでよく利用されるが、キャンペーンや広告などの効果を、短期間でこまめにチェックしたい場合に向いている。サーバログ型は、アクセスログさえ保存しておけば、過去のデータも解析可能だが、Webサーバに溜まるログを取得するので全体としてログデータは大きくなる。パケットキャプチャリング型は、アクセスログを必要としないことから、一般的には大規模システムに向いていると言われている。たとえば、1日のアクセスログが数100MB以上にもなる場合では、各Webサーバに溜まった複数のフォーマットのアクセスログをマージするだけでも大変な作業になる。しかし、パケットキャプチャリング型なら、取得したデータを圧縮処理することも可能なので、アクセスログをそのまま保存する場合に比べると、データ容量はサーバログ型の1%〜数%程度で済む。

表1 Webログ解析ツールの3タイプ
表1 Webログ解析ツールの3タイプ

 また、携帯電話Webサイトの解析も実施したい場合には、パケットキャプチャリング型が有利になる(表1)。携帯電話の場合、Webサイトへアクセスするにはキャリアのゲートウェイを通過しなければならず、同一セッションでもIPアドレスが常に変化する。また、iモードではクッキー(Cookie)をサポートしていなかったり、携帯電話向けブラウザではJavaScriptをサポートしていなかったり、リファラ情報をまったく送ってくれない機種があったりするため、サーバログ型やWebビーコン型では、 正確に訪問者を認識した解析や経路分析は困難である。これに対し、パケットキャプチャリング型では、携帯キャリアのゲートウェイからのパケット内に埋め込まれているユーザIDを使ってユニークユーザを特定し、各キャリアに合わせた設定を行うことで、すべてのキャリアの携帯電話からのアクセスに対して正確なアクセス解析を行うことができる。
 ただし、最近ではWebビーコン型でも、モバイルサイト解析における問題点を解決するような工夫がされるようになってきている。例えば、MOBYLOG ENGINE(mod_ktrack)と呼ばれる専用モジュールをWebサーバにインストールすれば、自動的にアクセス解析用のタグを貼り付けてくれるような製品もある(図1)。MOBYLOG ENGINEは自動的にセッションIDを発行してコンテンツ内に埋め込み、そのユーザが画面遷移をする度にそのIDを自動的に引き継ぐことができる。また、キャリアのオフィシャルサイトの場合にはサイト訪問者の端末識別番号の出現回数を数えることで訪問者のリピート率を確認できる。

図1 MOBYLOG ENGINEの仕組み
図1 MOBYLOG ENGINEの仕組み
これはモバイルサイト解析における問題点を解決するためにセラン社が独自に開発した技術である。
資料提供:サムライズ

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