知ってて当たり前?IP電話の素「IP-PBX」

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製品の基礎をきちんと理解! IT製品解体新書

知ってて当たり前?IP電話の素「IP-PBX」

2008/04/28


 音声と情報システムの融合を目指すIPテレフォニーの進展が勢いをつけるなか、置き去りにされてきたのが従業員数が数十〜数百名の中小企業だ。IP-PBXを道具に音声通話をアプリケーションの1つに変え、システムを連携させて合理化や競争力向上を進める大企業。それを横目に旧来の電話システムを使い続ける中小企業。そんな図式が今、低価格なIP-PBXの相次ぐ登場で変わり始めている。今回はIP-PBXの基礎をおさらいしながら、最新の中小企業向けIP-PBXの動向を見ていこう。また、IT製品選び方ガイドでは自社に合うIP-PBX製品選びのポイントを解説しているので、こちらもあわせて参考にしていただければ幸いだ。

IP-PBX

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IP-PBXを解体しよう

 PBX(Private Branch eXchange:構内交換機)は古くから企業に導入され、少ない電話回線契約で多数の電話機を利用する内線システムを構成してきた。多数の拠点が点在する企業ではそれぞれの拠点にPBXを設置し、専用線でPBX同士を結び広域で内線網を構成する運用が続けられてきた。
 PBXは、リレースイッチの塊のようなアナログPBXから内部でデジタル処理を行うデジタルPBXに切り替わるなどの変遷をたどりながら、1970年代から今日まで長く企業コミュニケーションの基盤であり続けてきた。そして90年代末からの日本でのVoIP(Voice over IP)の本格普及、2000年以降のIP-PBXの台頭により、従来からのPBXは転機を迎えることになった。

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IP-PBXとは?

 アナログの通話経路を直接切り替える仕組みのアナログPBXやアナログの信号をデジタル(PCM)に変換し時分割多重化方式で制御を行うデジタルPBXに対し、IP-PBXは音声信号も制御の仕組みもIPをベースにしたデジタル処理で行うところが大きな違いだ。
 VoIP技術により、電話端末から入る音声はパケットになってLANを通り、IP-PBXがもつルーティング機能や呼制御機能により相手先に届く。相手先がLANの内側(WANで接続した各拠点のLANでもよい)であるなら内線としてLANに接続する相手のIP対応電話機に着信し、LAN/WANのカバー範囲外なら外部の公衆交換電話網(PSTN:Public Switched Telephone Networks)にアナログ変換して転送したり、デジタル信号のままIP電話サービス網に転送したりする。相手からの着信に対しても同様に、IP変換が必要なら行い、ルーティング設定に従って内線用IP電話機に届ける。これがIP-PBXの基本的な役割だ。
 この役割を果たす中核はソフトウェアではあるが、ハードウェアと不可分に作り込まれている製品もある。ソフトウェア製品とハードウェア製品の2系統があると思えばよい。
 IP-PBXがあれば、イントラネットが整備されている企業なら基本的には同じネットワーク(スイッチやルータ等含め)を利用して音声通話が実現できる。もっとも既存設備との関係があるため一部アナログでの通話経路や制御の仕組みを残しているIP-PBXもあり、またPSTNへの接続にはゲートウェイ製品を別に用意する場合もあるため、構成や仕組みはひと通りではない。またネットワーク機器や端末が、導入するIP-PBXないしVoIP技術そのものに対応しなければならないことから既存ネットワークのすべてがそのまま利用できるとも限らない。こうした前提を頭に入れて、現在の中小企業向けIP-PBXの特徴やメリットを見ていこう。

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