管理の真骨頂!シンクライアント品さだめ!

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管理の真骨頂!シンクライアント品さだめ!

2008/04/07


 情報漏洩対策、クライアント稼働率の向上、PC運用負荷の削減などの観点からシンクライアントシステムを導入する企業は多いが、ワークスタイルの変革といった観点からシンクライアントに注目する企業も少なくない。例えば、オフィス内をフリーアドレス化したい、場所にとらわれずに業務を継続させたいがノートPCの持ち出しは禁止したいなどだ。このように、シンクライアントに対するニーズは多様化しているため、製品選びもシンクライアント適用領域をしっかり把握した上で進めていく必要がある。また、IT製品解体新書では、シンクライアントの基本技術を解説しながら、最新動向も紹介しているので、ぜひそちらも参考にしていただきたい。

シンクライアント

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シンクライアント製品の選び方

■製品選択の5つの視点

 IT製品解体新書では、セキュリティや管理性、環境性など、多くの点で優れた導入メリットがあることを解説しているが、シンクライアントシステム製品選びのポイントとしては以下のような留意点があることを理解しておかなければならない。
 まず情報漏洩に関しては、すべてのデータがサーバに一極集中することから、クライアント側での対策に細心の注意を払う必要がなくなったとしても、サーバ側でのセキュリティ対策は従来通り必要となる。ウィルス対策も同様であり、必要がなくなるわけではない。また、ネットワーク環境および実現方式によってはアプリケーションのパフォーマンスが十分確保できない場合が発生する。さらに、周辺機器の利用についても制約が出てくることがあり、業務内容によってはシンクライアントシステムが適さないケースもある。このほか、TCO削減に関しても、従来エンドユーザ側で負担していた運用コストがサーバ側に集中し、予想外の運用コスト増加が発生するケースもある。
 こうした留意点をよく確認整理した上で、次の5つの視点で検討を重ねていくとよい。

要件1:

シンクライアント実現方式の選択

要件2:

既存PCを活用するか、専用端末の導入か

要件3:

クライアント側の状況を再現しやすいか否か

要件4:

クライアントの機能制限がしやすいかどうか?

要件5:

導入コスト・運用コスト(TCO)の評価

要件1

シンクライアント実現方式の選択

 シンクライアントを実現する方式は、アプリケーションの共有形態などの違いにより、画面転送型のサーバベース方式、ブレードPC方式、仮想PC方式、そしてネットワークブート方式の4方式が実現されている(詳細はIT製品解体新書で解説)。この実現方式によって、最適な利用シーンが分かれていることを理解する必要がある。例えば、サーバベース方式はネットワーク負荷が小さく、大規模システムやモバイル/WAN環境においても高いパフォーマンスを期待できることから、すべてのクライアントに同じ業務環境を提供する場合に最適である。ただし、アプリケーション実行環境がPCからサーバへ移動するので、アプリケーションがマルチユーザに対応している必要が出てくる。さらに、3次元CADやストリーミング処理などの画面が高速に切り替わるアプリケーションには不向きである。従って、特定業務用途で導入されるケースが多い。
 ブレードPC方式の場合には、アプリケーションはPCモジュールで実行されることから、アプリケーションがマルチユーザ対応になっている必要がなく、CPU負荷の高いアプリケーションでも特別な問題が生じることもない。また、クライアントごとに環境を変えることも可能で、現在のPCと同じ環境で使うことができる。ただし、クライアント数が増えるとPCモジュール数が多くなるので、空調設備を含めて設置スペースを確保しなければならない。
 仮想PC方式の場合は、管理画面のGUIから簡単に仮想PC、つまりシンクライアントを追加することができ、ブレードPC方式同様、1台1台の環境を変えることができる。この方式はOA事務端末、会議室、サテライトオフィスなどに最適である。
 一方、ネットワークブート方式では、アプリケーションは端末側のCPUとメモリで実行されるので、現行PCのリソースや周辺機器をそのままフル活用できる。また、クライアントのメンテナンスは起動時のブートイメージだけになるので、クライアント管理の効率化を図ることができる。この方式はグラフィックス性能を必要とするような設計部門や学校などの教育・研修部門に最適であり、たとえ生徒が利用環境を壊したとしても、再起動するだけで元通りになる。

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