ストレージ統合!「SAN」選びのポイント!

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ストレージ統合!「SAN」選びのポイント!

2008/03/24


 最近のエントリクラスのネットワークストレージ製品は、FC-SAN、iSCSI、NASの製品ラインナップが混在し始めていて、FC-SAN/iSCSI対応製品だったり、iSCSI/NAS対応製品だったりすることから、必ずしもFCかIPネットワークか、あるいはSANかNASかを決めつけて製品選びをしなくても済むケースが出てきている。従って、ビジネス要件に合わせた製品選びが容易になっている。今回はSANにおけるストレージとスイッチの具体的な選択ポイントを4つの視点で紹介する。また、IT製品解体新書では、SANの基本機能や新しい規格などの最新動向を解説しているので、ぜひそちらも参考にしていただきたい。

SAN

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1

SAN製品の選び方

■製品選択の4つの視点

 FC-SAN/iSCSI対応製品やiSCSI/NAS対応製品が次々と登場しているが、やはりFC-SAN、iSCSI、NASの導入メリットの違いはしっかり認識しておかなければならない。

表1 FC-SAN/iSCSI/NASの導入メリットの違い
表1 FC-SAN/iSCSI/NASの導入メリットの違い

 こうした各ソリューションの利点を理解した上で、次の4つの視点で検討を重ねていくとよい。

1:

SANトポロジの考察

2:

SANスイッチの評価

3:

ネットワークストレージの評価

4:

相互接続性の確認

要件1

SANトポロジの考察

 SANのトポロジにはサーバとストレージを1対1でつなぐPoint to Point型、ハブを使って126ノードまでループ状に接続できるFC-AL(Arbitrated Loop)型、SANスイッチを介して1678万ノード(24ビット空間)まで接続できるファブリック型がある。ファブリック型での最小規模のSANは、1台のSANスイッチで構成されるシングルスイッチトポロジだ。この場合は使用するサーバやストレージの台数に合わせてSANスイッチの搭載ポート数を決定していくことになる。可用性の高いSANが必要な場合には、2つの独立したシングルスイッチをデュアル構成にして使用すればよい。この設計ではスイッチ同士を接続することがないので、設置や設定が非常に簡単になる。
 一方、2台以上のスイッチが装備されるファブリックには、カスケード型、リング型、フルメッシュ型、Core/Edge型などがある(図1)。カスケード型では、一連のスイッチが1つまたは複数のISL(Inter-Switch Link:スイッチ間リンク)によって相互接続されている。カスケード型を採用するときはトラフィックのパターンをよく理解して、性能要件を満たす適切な数のISLが確保されるように設計する必要がある。また、メッシュ型ファブリックは、すべてのスイッチがファブリック内の任意のスイッチと他のスイッチの間に少なくとも2つのパスまたは経路があるように相互接続されている。この場合、ISLに障害が発生した場合、ファブリックはデータを自動的に別のパスに再ルーティングできる。
 Core/Edge型は非常に高い拡張性をもったトポロジで、Coreスイッチのポートをスイッチ拡張用に確保できる。従って、スイッチ増設時の既存配線のつなぎ替えは不要で、大規模SANの構築が可能だ。また、どのサーバとどのストレージ間も論理的に同じ経路を辿ることから、パフォーマンスをチェックしやすいというメリットもある。

図1 ファブリック型のSANトポロジ
図1 ファブリック型のSANトポロジ
トポロジとは1つのファブリック内でのスイッチの接続方法のこと。
資料提供:ブロケード コミュニケーションズ システムズ

 こうしたトポロジの中から自社ニーズに合ったものを選択することで、導入すべきSANの全体像を把握する必要がある。たとえば、シングルスイッチのマルチファブリック型はトラブルシューティングが容易だが、柔軟性と拡張性は低いことから、拡張や変更の少ない環境に向いている。一方、Core-Edge型は大規模で拡張や変更の多い環境で一番多く用いられているトポロジだ。

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