知らなきゃ危険!恐怖のウイルス最新事情

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必ずおさえておきたい「アンチウイルス 掲載日:2007/06/18

アンチウイルス



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最新!ウイルス事情
必ずおさえておきたい
最新!ウイルス事情

 情報処理推進機構(IPA)セキュリティセンターでは、情報セキュリティ対策の必要性・重要性についての認識を高めていくために、情報セキュリティに関する情報収集や研究開発を行い、その結果をホームページやセミナーを通じて組織や個人に提供している。そこで今回は、コンピュータウイルスの実情をもう一度しっかり把握するために、IPAが現在提供しているウイルス関連情報を紹介していこう。 アンチウイルス

1 

コンピュータウイルス最新動向



1-1

2007年4月のウイルス検出数は約62万個


  IPAがまとめた2007年4月のコンピュータウイルスの届出状況によると、ウイルス検出数(届出者から寄せられたウイルスの発見個数)は 約62万個、ウイルス届出件数(同じ届出者から寄せられたものの内、同一発見日で同一種類のウイルスの検出が複数ある場合は1日何個検出されても届出1件としてカウントしたもの)は3199件であった。検出数の1位はW32/Netskyで約46万個 、2位はW32/Lookedで約6万個、3位はW32/Salityで約2万個という状況である(図1)。
 上位3位のウイルスの特徴は以下の通りである。いずれのウイルスも多数の亜種が報告されている。


W32/Netsky
2004年初頭に登場したトロイの木馬型ワームで、自身の複製をメールの添付ファイルとして拡散活動を行う。感染するとレジストリファイルが変更され、Windows起動時に必ずウイルスが実行するようになる。3年経過した現在でもNetsky付きのメール件数は依然として多い。
W32/Looked
2006年末に発見されたファイル感染型ウイルスで、共有フォルダを介して拡散し、セキュリティ設定を低下させるなどの動作を行う。
W32/Sality
2006年に登場したウイルスで、メモリ内に常駐し、見つけたすべての実行可能ファイルに感染する。そして、あらかじめ定義されているサーバからマルウェアをダウンロードする。

 また、これらウイルス検出数の月別推移を参照してみると、2006年11月以降、毎月減少傾向にあるが、これはメール配信型ウイルスが減少していることと、脅威の「見えない化」傾向(ウイルス自体がその存在を隠す特徴を備えてきている)が加速しているためと考えられ、現在でもネットワーク上にウイルスが蔓延している状況に変化はない。


図1 2007年4月のウイルス検出数
図1 2007年4月のウイルス検出数
3月の約66万個から5.4%の減少となった。*( )内の数字は3月のデータ
資料提供:IPA

 また、感染(発見)経路別件数では、メールにより感染(発見)したケースが最も多く、届出件数の約97%を占めている。


表1 感染(発見)経路別件数
感染(発見)経路 届出件数
  2007年4月 2007年3月(前月) 2006年4月(前年同月)
メール 3.104 97.0% 2.830 96.5% 3.433 97.1%
ダウンロード(※) 5 0.2% 0 0.0% 1 0.0%
外部からの媒体 5 0.2% 1 0.0% 1 0.0%
ネットワーク 81 2.5% 101 3.4% 98 2.8%
不明・その他 4 0.1% 1 0.0% 4 0.1%
合計 3.199   2.933   3.537  
※ホームページからの感染を含む。ダウンロードによる感染ではWinnyなどを媒介してウイルスに感染する。
資料提供:IPA

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