必見!完全防御への道「アンチウイルス」

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これさえ読めば基本はカンペキ!「アンチウイルス 掲載日:2007/06/18

アンチウイルス



1:基礎講座 2:選び方講座 3:最新!ウイルス事情
1
知らなきゃキケン!進化・変貌するコンピュータウイルス
2
ウイルスチェックだけじゃない!アンチウイルスソフト最新事情
1
アンチウイルスソフトの選び方
2
製品カタログ
1
コンピュータウイルス最新動向
 
INDEX


基礎講座
これさえ読めば基本はカンペキ!
基礎講座

 現在では、その規模に関わらずほとんどの企業が何らかの方法を用いてウイルス対策を行っているが、日々刻々と進化・増殖を続けるコンピュータウイルスから企業の資産を守るには、企業要件に合った対策ツールの導入と日々の継続的な運用管理が求められる。そこで今回は、最近のコンピュータウイルスはどのような傾向にあるのか、その被害の実態とウイルスの特徴などを解説しながら、基本的なセキュリティ対策およびアンチウイルスソフトの最新動向をお届けする。 アンチウイルス

1 

知らなきゃキケン!進化・変貌するコンピュータウイルス



1-1

恐怖のウイルス、加速する脅威の「見えない化」


 コンピュータウイルスは、1980年代前半の自己複製型プログラムの研究や実証実験を経て、1986年に「Brain」という名前のウイルスが出現したのがその起源といわれている。現在までにどのような進化・変貌を遂げてきたのだろうか。まずは時代ごとの変化を分析してみよう。


▼第1期(1990年代)

 この時代はPCが普及を始めた頃で、コンピュータ好きの人たちの“一種の遊び”としてウイルスが作られていた。つまり、愉快犯の能力誇示がその主な目的であり、フロッピー感染型ウイルスとして登場するなど、その被害は限定的なものであった。その後、パスワード解析ツール(パスワードクラック)が普及し始めたことで、特定サイトに対する侵入という事象も徐々に報告されるようになった。


▼第2期(2000年〜2002年前後)

 第2期に入るとインターネットが急速に普及し、電子メール添付型ウイルスが登場した。この時期から広域感染が懸念されるようになり、ウイルス被害が大規模化するようになる。また、ネット上での攻撃ツールの入手が容易になると同時に、攻撃側の情報共有も進展した。新たな事象としては、ホームページの書換え・DoS攻撃などが報告されるようになった。


▼第3期(2003年前後)

第3期では、ソフトウェアの脆弱性問題が顕在化したことで、その脆弱性を悪用したウイルスが蔓延するようになり、ワームの高度化も進んでいった。


▼第4期(2004年〜)

 2004年以降は、経済的利得を目的とした情報詐取などが急増し始め、スパイウェアやフィッシングが次々と出現した。また、2005年に入るとネット犯罪の組織化・分業化が進み、複合的な手法を用いた攻撃としてボットも出現するようになった。


 そして2007年現在、コンピュータウイルスを中心としたセキュリティの脅威は、図1のような特性をもつ形に変化している。つまり攻撃側の目的がネット犯罪に変わった時点で、脅威の「見えない化」傾向(ウイルス自体がその存在を隠す特徴を備えてきている)が加速する時代を迎えているのである。
図1 変化するセキュリティ脅威の特性
図1 変化するセキュリティ脅威の特性
近年のコンピュータウイルスが企業にもたらす影響が、業務妨害から企業の信用と評判の失墜へと変化している。
資料提供:シマンテック

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