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製品購入ウラづけガイド
ここで比べて決められる!「IP-VPN 掲載日:2007/05/07

IP-VPN



1:基礎講座 2:選び方講座 3:市場動向
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基礎から振り返るIP-VPN
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ライトタイプの急進とハイブリッド化、そして網からのアプリケーション提供
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IP-VPNサービス 選び方のポイント
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IP-VPN 製品カタログ
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IP-VPN市場動向
 
INDEX


選び方講座
ここで比べて決められる!
選び方講座

 基礎講座ではIP-VPNの特長と最新の動向を紹介した。安定性に優れ、セキュリティや信頼性にも定評があるスタンダードなIP-VPNと比較するとやや品質は劣るものの、低価格が魅力のライトタイプのIP-VPNの概要、およびネットワークの特徴を生かした組み合わせによるコスト効果などについて簡単に触れた。ここでは他のWANサービスとの使い分けや組み合わせを含め、導入にあたって注意すべきポイントや、効果を上げやすい導入方法を紹介する。また記事後半では、主要なIP-VPNサービスをカタログ形式で紹介しているのでご参照いただきたい。 IP-VPN

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IP-VPNサービス 選び方のポイント



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他のWANサービスとの違いを知ろう


 IP-VPNサービスは、現在では単独で考えるよりも組み合わせによる最適解を発見することのほうが効果を上げやすいと思われる。まずはIP-VPNと広域イーサネット、インターネットVPNとの違いを見てみよう。


■広域イーサネットとの違い

  IP-VPNよりも少し遅れて登場したレイヤ2のVPNが広域イーサネットだ。サービス開始時から広帯域のサービスを低価格で提供したため注目を集めた。当初は機能面や提供エリアで劣る点もあったが、現在ではどちらもIP-VPNと肩を並べるほど充実してきている。
 キャリアの閉域網を共用するところはIP-VPNと同じだが、イーサネットインターフェースで接続できる点、IPだけでなくメインフレーム系も含む多プロトコルの通信が可能なところが特長だ。
 ただし現実には拠点間通信の約99%がIPであると言われている。広域イーサネットでIPを通すのは簡単だが、拠点数が増えるほどにルーティングとフォワーディングの管理が大変になる。IP-VPNでは網側で制御可能だが、広域イーサネットではユーザ企業は自前で制御しなければならない。本社−支社間、主要製造拠点間など、高速・広帯域で比較的接続拠点が少ない場合にはコスト的に有利になることが多く、歓迎されるサービスといえるだろう。反面、全国展開する営業所や店舗とのフルメッシュ接続には向いていない。


■インターネットVPNとの違い

 インターネットを経由して安全な拠点間通信が行えるインターネットVPNは、IPsecまたはSSLを用いて通信を暗号化しつつ、インターネットをトンネリングする技術だ。
 IPsec VPNの場合は拠点ごとにIPsec対応のVPN装置が必要になる。基本的にはIP-VPN同様に利用できる技術だが、閉域網ではなくインターネット上を通信が流れるところが本質的に違う。
 SSL-VPNは、サーバ側にSSL-VPN装置を用意し、クライアント側はSSL対応アプリケーション(Webブラウザなど)を利用してインターネット上で暗号化通信を行うものだ。サーバに対して多数のクライアントが接続する形態となり、フルメッシュ接続とはならない。しかし、社内システムへのリモートアクセスには簡便で使いやすいものになっている。
 これらとIP-VPNとの違いはインターネットを利用するか否かだ。インターネットVPNは品質の保証がきかないため、リアルタイム処理を必要とする用途には向かない。しかし例えば全国展開する多数の店舗から中央拠点を結んで非同期のファイル転送やメール交換などを行うには都合がよく、コスト効果が高い。


 これらWANサービスのいずれも、それぞれ長所と短所があるため、用途によって使い分けることになる。従来IP-VPNや広域イーサネットを利用していた企業で、実際にはオーバースペックだった拠点をインターネットVPNに置き換えるなどの最適化が図られることはあるだろう。しかし安定性と信頼性の面での不満から、IP-VPNをリプレースすることはまずありえない。むしろ、品質を求めてインターネットVPNからIP-VPNへの移行はありえることだ。


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