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すご腕アナリスト市場予測
この先どうなる?が知りたいあなたに「SaaS 掲載日:2007/04/26

次世代ASPの到来!?SaaSの本質を見極める



 セールスフォース・ドットコムの急成長によって注目を集め、昨今のIT業界におけるバズワード(はやり言葉)のひとつとなっているSaaS(Software as a Service)。SaaSは、ソフトウェア機能をインターネットを通じ、サービスとして提供するデリバリモデルであり、ユーザはライセンスを買い取る必要はなく、利用料金を期間(毎月、半年など)に応じて支払うというものだ。こうした説明をするかぎりは、従来のASPとSaaSに違いはなく、「SaaSとASPとは同じものではないのか?」といった疑問が湧くことだろう。本稿では、まずSaaSとASPの違いを明らかにし、更に今後の市場展望やSaaSのメリット、利用する際の留意点、ベンダ動向について解説する。 次世代ASPの到来!?SaaSの本質を見極める



 A N A L Y S T アナリストファイル #020
 株式会社 野村総合研究所
株式会社 野村総合研究所 城田 真琴 (Makoto Shirota)
情報技術本部 技術調査部 主任研究員
城田 真琴 (Makoto Shirota)
大手電機メーカーのシステムコンサルティング部門を経て2001年、野村総合研究所に入社。
以来、IT動向の調査と分析を行うITアナリストとして活動。専門は、SaaS、SOA、オープンソースなどソフトウェア全般。


SaaSとASPは何が違うのか?


 日本でASPが最初に登場したのは1999年頃である。当初はその合理性と経済性から中小企業を中心に爆発的に普及すると期待されていたが、一部を除いては、思った以上の普及は見られなかった。
 実のところ、現在、脚光を浴びているSaaSとASPには、「アプリケーションとその運用管理をアウトソースする」という基本的なコンセプトに違いはない。しかし、SaaSは従来のASPが抱えていた課題を解決し、ビジネスとして成功する要素を多く秘めており、「進化したASP」と捉えるのが適切である。まずは、従来のASPが普及に至らなかった要因に照らし合わせて、現在のSaaSとASPの違いをみていくことにしよう。

1. アーキテクチャ

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