統合・仮想化による「ITインフラの最適化」

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すご腕アナリスト市場予測
この先どうなる?が知りたいあなたに「ITインフラ 掲載日:2007/02/22

統合・仮想化による「ITインフラの最適化」



 市場の変化や顧客ニーズによる企業のダイナミズムを支える基盤として、IT部門はシステムをこれまで以上に柔軟で俊敏なものにすることが求められてきている。しかしその一方で、IT利用範囲の拡大とエンドユーザー・コンピューティングやオープンシステムなど利用形態の多様化に起因するサーバ環境の乱立は、ITの管理コストを増大させ、多くのIT部門で問題となっている。こうした課題を解決するためにサーバ、ストレージ、ネットワークなどの統合と仮想化によるITインフラの最適化によって、システムやアプリケーションへのより柔軟で効率的なITリソースの提供を検討する必要があると考えられる。 統合・仮想化による「ITインフラの最適化」



 A N A L Y S T アナリストファイル #035
 株式会社アイ・ティ・アール
株式会社アイ・ティ・アール 生熊 清司(Seiji Ikuma)
シニア・アナリスト
生熊 清司(Seiji Ikuma)
外資系コンピュータメーカーのシステム・エンジニアを経て、コグノス社の日本法人の立ち上げにエンジニアリング・マネジャーとして参加。1994年より日本オラクルにてRDBMSを中心に製品マーケティングを担当し、パラレルデータベースやデータウェアハウスなどの最新機能を世界に先駆けて紹介。その後、コーポレート・マーケティング部門の責任者、アナリスト・リレーション部門の日本代表などを歴任。 2006年よりアイ・ティ・アールにてDBMS、SOAを含むITインフラストラクチャー製品を担当


ITのインフラ統合が求められる背景


 ビジネス環境の激しい変化によって企業のIT利用範囲と依存度が拡大し、これまで以上に柔軟性と信頼性の高いIT環境の実現が求められている。このような状況の中、ITベンダも変化適応力のあるITインフラの実現を目指し、包括的なフレームワーク(ex.IBM社:OnDemand Computing、Microsoft社:Dynamic Systems Initiatives (DSI)、Hewlett-Packard社:Adaptive Enterprise、Oracle社:Grid Computingなど)を提供することでユーザーのニーズに対応しようとしている。少し前のデータにはなるが、Forrester Researchの調査(2005年12月実施)によると、IT部門が2006年に注力するとしたテーマの重要度は、「ITインフラの統合」が国内では3 位のポジションとなり、欧州で2位、北米で3位といずれの地域でも重要視していることが伺える(表1)。

表1 IT部門が注力するテーマ
項目 ランク
日本 欧州 北米
セキュリティ環境の強化 1 1 1
既存アプリケーションの再構築 2 4 5
ITインフラの統合 3 2 3
災害時対策の強化 4 3 2
経営とITのポートフォリオの調整 5 8 8
ITアーキテクチャの再構築(SOAなど) 6 6 7
インターネット・Eコマースの推進 7 5 6
企業統治改善のサポート 8 7 4
出典:Forrester Researchの調査結果をもとにITRが作成

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