ブーム再来!次世代型シンクライアントとは

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これさえ読めば基本はカンペキ!「シンクライアント 掲載日:2007/03/12

シンクライアント



1:基礎講座 2:選び方講座 3:市場動向
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シンクライアント入門
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シンクライアントの最新機能
1
シンクライアントの選び方
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製品カタログ
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シンクライアントの市場動向
 
INDEX


基礎講座
これさえ読めば基本はカンペキ!
基礎講座

 個人情報保護法の施行により、企業では情報漏洩対策やコンプライアンス対策に積極的に取り組んでいるが、ここで再び注目を集めるようになってきたのがシンクライアントだ。シンクライアントなら情報漏洩の心配が少なく、サーバ側でユーザーデータの一元管理が可能なため、システム運用コストも削減することができる。そこで今回は、シンクライアントソリューションにスポットを当て、企業がこれまでシンクライアントに対し抱えていた不安要素や課題が解決されてきていることを紹介しながら、その最新動向をお届けする。 シンクライアント

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シンクライアント入門


 PC(ファットクライアント)の管理は手間とコストがかかる、といった不満を背景に、1995年頃からサーバベースコンピューティング(サーバリソースを使ってクライアント機能を実行するシステム形態)が提唱されるようになり、その端末としてシンクライアントが注目を浴びるようになった。当時は、オラクル、インテル、サンなどによるネットワーク専用端末や、マイクロソフトのWindows-Based Terminal(WBT:Windowsサーバ上でマルチユーザー環境であるターミナルサービスを実現するための専用クライアント端末)の発表により、シンクライアントは急速に普及するものと見られていた。しかし、当時のネットワーク回線は今のようにブロードバンドが普及していたわけではなかったこと、そしてPC(ファットクライアント)の急激な低価格化により、結局のところシンクライアントが市場を席巻するまでには至らなかった。ところが、2005年頃から再びシンクライアントがクライアント統合ソリューションとしての力強さを見せ始めたのである。



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進化し続ける「シンクライアント」とは


 シンクライアント(Thinなクライアント)とは、最小限の機能だけに抑えたクライアントのことで、クライアント側にデータやアプリケーションを置かず、クライアントからサーバにアクセスして処理を実行するものを指す。ただし、現在では様々な形態のシンクライアントソリューションが登場してきたことから、狭義と広義の2つの意味を持つようになってきている。狭義では、物理的にクライアント側にはハードディスクドライブや光学ディスクドライブなどの記憶装置を一切搭載していない端末を指し、広義は、ファットクライアントである通常のPCでも、ローカルにデータやアプリケーションを格納さえしなければ、物理的にHDDなどが搭載されていてもシンクライアントという位置づけになる。


▼シンクライアントブーム再来のワケ

 シンクライアントが初めて市場に登場した頃、その導入メリットとしてよく言われていたことは、もっぱらクライアント管理の効率化とTCOの削減効果であった。これに対し、2005年以降のシンクライアントソリューションの導入メリットとして特に強調されていることは、情報漏洩対策を中心としたセキュリティの強化である。この背景には、2005年4月の個人情報保護法の全面施行により、企業での情報漏洩対策が義務付けられ、セキュリティ強化が緊急課題になったことが挙げられる。また、モバイル性能に優れたノートPCも急速に普及していることから、モバイル端末の紛失/盗難による情報漏洩リスクも大きな課題の1つに挙がるようになり、これもシンクライアントソリューションにとっては追い風になっている。


▼シンクライアントソリューションの適用領域

 シンクライアントソリューションを提供する各社では、すべてのクライアントをシンクライアント化しようとは考えていない。従来のPC(ファットクライアント)との共存・混在使用を視野に入れた提案を行っている。シンクライアントソリューションの適用領域としては、例えば、限られた業務アプリケーションや共通OAのみを利用する職場や、端末側での高度なローカル処理を必要としないコールセンタや受注センタ(窓口業務や倉庫管理)などが挙げられる。また、教育現場も、eラーニングシステムにおいては、シンクライアントなら授業別、学年別に教材を一括管理しやすい。
 シンクライアントには当然デメリットもある。例えば、サーバまたはネットワークがダウンすればシンクライアント端末は使用不可能になる。また、サーバを増強しなければならないため、従来のシステム環境を見直す必要も出てくる。従って、ネットワーク環境や利用端末を考慮しながら最適なソリューションを選択していく必要がある。


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