信号機がパケット発信!?可視光通信とは?

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5分でわかる最新キーワード解説
今週のキーワードはこれだ! 掲載日:2006/11/15
可視光通信ってなんだ?!

 日々進歩するIT技術は、ともすると取り残されてしまいそうな勢いで進化の速度を高めています。そこでキーマンズネット編集部がお届けするのが「5分でわかる最新キーワード解説」。このコーナーを読めば、最新IT事情がスラスラ読み解けるようになることうけあい。忙しいアナタもサラっと読めてタメになる、そんなコーナーを目指します。
 今回のテーマは「可視光通信」。照明器具、信号機、ネオンサインなど、身近なところにあるあらゆる光源が、元の機能はそのままに、なんと通信装置に変身。赤外線や電波と違い、人体にも無害な通信手段として注目を集めています!

可視光通信ってなんだ?!
可視光通信とは

 Bフレッツなどの光ファイバを使ったブロードバンド回線の普及で、光を使った通信技術は身近な存在になりつつあるが、これらFTTHで使われている光通信は有線通信である。一方、今回紹介する可視光通信とは、人の目に見える光を使って無線通信を行う技術のことだ。ここで、可視光を具体的な波長で表すと380nm(ナノメートル)〜780nmとなり、この波長よりも短くなると紫外線、反対に長くなると赤外線、さらに長くなると携帯電話やテレビ、ラジオなどで使われている電波となる(図1)。

図1 可視光の波長領域
図1 可視光の波長領域

 可視光通信では、自宅やオフィスの中にある照明、屋外施設や道路上にある照明、交通信号機、広告用の電光掲示板やネオンサイン、PCや携帯電話のディスプレイなどを送信源として利用することができる。最近、これらの装置にはLED(Light Emitting Diode)という可視光素子が使われるようになってきているが、このLEDには「高速に点滅できる」という特性がある。この特性を使って、人の目には分からないほどの高速でLEDを点滅させることでデータ通信を実現しようというのが可視光通信だ。可視光を受け取る側のシステムとしても、既に広く普及しているデジタルカメラなどを利用できる。
 可視光通信の研究が本格的に立ち上がってきたのは2003年ごろからで、慶應義塾大学理工学部情報工学科の中川正雄教授が中心となって結成した「可視光通信コンソーシアム」において、世界トップクラスの研究が進められている。


可視光通信のメリット

 可視光通信では、以下のようなメリットを挙げることができる。


可視光は人間にとって安全な波長領域なので、電波や赤外線と違って高い電力のまま送信できる
病院の医療機器や心臓ペースメーカー、精密機器などに悪影響を与えることがない
照明は至るところに設置されていることから、これらの機器に通信機能を付加するだけで簡単に無線通信環境を構築できる
無線通信を実現する上で、電波法の制約を受けない

 以上のようなことから、ユビキタスで超高速、そして人体や電子機器にも影響しない、新しい通信手段として、可視光通信は期待され始めている。

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