仮想化劇場ついに開幕!サーバ仮想化ソフト

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これさえ読めば基本はカンペキ!「サーバ仮想化ソフト 掲載日:2006/12/18

サーバ仮想化ソフトウェア



1:基礎講座 2:選び方講座 3:ユーザーの声
1
サーバ仮想化を行う意義は?
2
サーバ仮想化ソフトの仕組み
1
サーバ仮想化ソフト導入の注意点
2
サーバ仮想化ソフト製品カタログ
1
サーバリソースの有効活用状況
2
サーバ仮想化ソフトの導入状況
3
サーバ仮想化ソフト導入の懸念点
 
INDEX


基礎講座
これさえ読めば基本はカンペキ!
基礎講座

 増え続けてきた各種のサーバにより、運用管理業務は複雑さと煩雑さを増すばかりで、乱立したサーバの統合は運用管理コスト削減の鍵となる。そこで、サーバ統合をコスト最適に実現する策として、今注目されているのがサーバ仮想化だ。今回は、さらなる高速サーバ登場を前にますます関心の高まるサーバの仮想化ソフトについて基本とその現状を紹介しよう。 サーバ仮想化ソフトウェア

1 

サーバ仮想化を行う意義は?


 サーバの仮想化を行う意義はさまざまに語られるが、大きく分ければ次の2つの目的を果たすことである。


(1) 1台のサーバで複数台分のサーバOSを起動し、各OS上でアプリケーションを利用できるようにする。それにより従来は複数台のサーバが必要だった業務が、1台のサーバでこなせるようになる。
図1-a サーバ仮想化の2つの目的
図1-a サーバ仮想化の2つの目的
資料提供:SWsoft

(2) 変化するリソース要求に柔軟に応じられるよう、1つあるいは複数のサーバがもっているリソースを必要に応じて効率よく割り振れるようにする。これまで使っていなかったCPUパワーなどの余剰リソースをできるだけ少なくし、システム投資を抑制しながら全体のパフォーマンスを維持または向上させることができる。
図1-b サーバ仮想化の2つの目的
図1-b サーバ仮想化の2つの目的
資料提供:SWsoft

 この2つを実現することで、直接的または派生的にさまざまなメリットが生まれてくる。まずはそれらを紹介していこう。



1-1

簡単に1つの物理サーバに複数のサーバを統合できる


 これまで必要に応じて、主に特定アプリケーションを実行するために導入されてきたサーバは、中堅〜大企業において乱立している。搭載するサーバOSのバージョンや種類は様々で、その上に載るアプリケーションや対応する周辺機器もバリエーションが多い。
 サーバを1台稼働させるにはサーバ費用、ネットワーク機器費用がかかるのはもちろん、ランニングコストとして電気代、保守費、さらに運用管理のための人件費がかかることになる。どこかでコスト増加に歯止めをかける必要は、どの企業でも認識されているはずだ。
 そこで複数台のサーバの機能を1台のサーバにまとめる「サーバ統合」が、運用管理コスト削減の切り札として行われている。しかし、実際には最新のサーバでは古いアプリケーションがうまく動かないケースや、旧版のOS用ドライバでなければ動作しない周辺機器があるケースなどがあり、必ずしもスムーズにサーバを統合できるとはかぎらない。そこで、1台の物理サーバで複数台分の働きをさせることができる仮想化ソフトの出番となる。
 最新のサーバ上に仮想サーバを立てるなら、仮想サーバは旧版のOSでもかまわない。周辺機器のドライバも、仮想化ソフトがそのドライバをサポートしていれば、そのまま使えることになる。開発コストや移行コストをできるだけかけず、既存のアプリケーションやOSの環境を変えずに、簡単に1つの物理サーバに複数のサーバを統合できることが第一のメリットだ。


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