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製品購入ウラづけガイド
これさえ読めば基本はカンペキ!「メールアーカイブ 掲載日:2006/09/11

メールアーカイブ



1:基礎講座 2:選び方講座 3:市場動向
1
メールアーカイブの基礎知識
2
メールアーカイブの仕組みと機能
3
導入時の注意点
4
日本ではまだ黎明期
1
メールアーカイブ製品の選び方
2
製品カタログ
1
メールアーカイブソフトの市場動向
 
INDEX


基礎講座
これさえ読めば基本はカンペキ!
基礎講座

 現在、企業が1日にやり取りするメールの数は平均7万7000通にものぼると言われている。それらのメールを、社員がそれぞれ自分用のパソコンで管理するのは至難の業だ。そこで注目されているのがメールアーカイブである。単にメールを保存する以外にも、企業が注力している情報漏洩対策、日本版SOX法対策に有効な手段として活用が期待されている。今回はメールアーカイブについて、その仕組みと活用メリットを解説する。 メールアーカイブ

1 

メールアーカイブの基礎知識



1-1

なぜ今、メールアーカイブが必要か


●メールアーカイブとは

 メールアーカイブとは、送受信したすべてのメールを保存する仕組みである。アーカイブとは、複数のファイルを1つのファイルにまとめることで、メールアーカイブは複数あるメールを1つのファイルにまとめ、サーバやストレージなどに保存することである。送受信されるすべてのメールがメールサーバを通過した時点で自動的にアーカイブされ、アーカイブされたデータは削除・改ざんすることができないのが一般的だ。


●情報漏洩対策としてのメールアーカイブ

 企業がメールを保存したいと考える理由の1つが、情報漏洩対策である。個人情報保護法が施行された2005年4月前後から、メール保存に対する企業の関心は非常に高い。
 なぜ、メールを保存することが情報漏洩対策になるのか。それは情報漏洩の原因について考えると理解しやすい。日本ネットワークセキュリティ協会が2006年7月に発表した2005年度情報セキュリティインシデント調査報告書によると、個人情報漏洩の主な原因は、紛失・置忘れ、盗難、誤操作、管理ミス、不正な情報持ち出し‥などである。
 これまで企業は情報セキュリティ対策というと、ウイルス対策や不正アクセス対策など、外部からの侵入を防御するものが主だった。しかし、先述の情報漏洩の主な原因を見ても分かるように、情報漏洩はこれまでのセキュリティ対策では防ぎきれないものである。メールによる不正な情報持ち出しを防ぐためにも、保存メールを一元管理しておくことは有効である。送受信されるすべてのメールを保存するメールアーカイブは、そういった意味から情報漏洩対策に有効なのである。


●内部統制対策には有効か?

 また、近年話題となっている内部統制対策としても、メールアーカイブシステムは有効なツールになると期待されている。米国SOX法は財務状況の透明性と確実性を確保すること、つまり会計監査制度の厳格化と内部統制の強化を目的としている。それに関連して米国では既に、株式公開企業はすべての監査関係の書類や記録資料などを7年間保存することが義務付けられている。監査関係の書類や資料づくりに関するやり取りの際に電子メールを使用していれば、その記録も7年間保存する義務があるというわけだ。この場合、企業内のすべてのメールを検索性を維持したまま保存するメールアーカイブシステムは非常に便利なツールである。なお、このような義務化の動きは、日本においても進んでいくと思われる。


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