ゲキ売れ5「モバイルPCの巻」5月号

この記事をtweetする このエントリーをはてなブックマークに追加


掲載日:2006/05/31
ゲキ売れ5 ゲキ売れ5
 量販店売れ筋レポート5月号
「モバイルPCの巻」
ゲキ売れ5 ゲキ売れ5
ヨドバシ・ドット・コム
ゲキ売れ5
 ヨドバシ・ドット・コムの協力のもと、IT製品の最新トレンドを踏まえ、量販店での売れ筋商品を徹底分析するウェブマガジン「最新ITゲキ売れ5」。今回取り上げるのは、ビジネスで使用するIT製品群の中核となるモバイルPCである。文書作成から、プレゼンテーションの作成と実行、メールなどのコミュニケーションまで、ビジネスのほとんどのシーンで必要になりつつあるノートPC。薄さ、軽さ、十分な処理速度、有線&無線LAN、外部モニタ出力など、ほとんどのビジネスニーズを数年前の時点で十二分に達成してしまったモバイルPCは今、さらにどのように進化し、どういった製品がゲキ売れしているのだろうか。

※表示価格は2006年5月26日時点のものであり、変更の可能性があります。最新価格はヨドバシ・ドット・コムでご確認ください。
売れ筋トレンドを読む  ゲキ売れ5
 3月以降発売、重さ1.5kg以下、テレビ機能なしで、タッチタイピング可能なキーボードを搭載というのが今回のランキングの選出条件。春モデル夏モデルが競い合う時期であることもあり、かなりの接戦となった。また、ソニーのVAIOが見当たらないのはオカシイ、と気づいた方はかなり鋭い。実は数字の上では1月発売のVAIOが一等賞だったのだが、製品サイクルの狭間にちょうど入ってしまい、まもなく夏モデルに交代ということで、登場はならなかった。わずかなタイミングの違いでランキング全体が変化してしまうほど、モバイルPC市場の競争は、熾烈かつ繊細なのである。
 モバイルPCは、性能だけで見るならもはや優劣を語る必要がないほど成熟している。それだけに、軽さ、薄さ、デザイン、バッテリー稼働時間など重視するポイント次第でベストバイは大きく変化するし、「キーボードの配列やキータッチ、ポインティングデバイスなどのインターフェイスこそ最重要。慣れたものでないと仕事にならない」と同じメーカーを選びつづける方もあるだろう。そういう意味で、ここに登場した5製品は、数多くの厳しい選択眼に選び抜かれた、どれもゲキ売れの名にふさわしい製品だといえる。
モバイルPCの必要十分条件とは?
 登場してから十年以上が経過し、ビジネスの必須アイテムとすらいえる機器となってきたノートPCというデバイス。その必須機能としては、どのようなものが挙げられるのだろうか。
 前述した通り、ここに挙げたような最新モデルは基本性能ではどれも文句のつけようがない。これからの製品選びのポイントは、消費電力の低さとそれに伴うバッテリーの持ち、持ち運びに耐える頑丈さと耐衝撃性能、指紋認証やHDDの暗号化などのセキュリティ機能、手に馴染むヒューマンインターフェイス、そしてデザインなどの付加価値へとシフトして行くのではないだろうか。
超小型、超軽量、超シンプル。パナソニック「Let'snote LIGHT CF-R5KW4AXR」
 発売直後から爆発的売れ行きでゲキ売れ1を獲得したのは、とにかくコンパクトなLet'snoteのR5シリーズである。インテルCore Solo プロセッサ 超低電圧版 U1300 1.06GHzという最新CPUを搭載して、バッテリー稼働時間は約11時間。サイズはB5を切る229×183.5mm。重さはバッテリー込みで999g。とにかく小さく軽く、バッテリーが長持ちするモバイルPCである。
 この圧倒的な携帯性と引き換えに、今回取り上げた他の製品すべてが搭載する指紋センサーはなし、DVDドライブは外付け、さらにOffice Personal 2003のプリインストールなし、プリインストールソフトウェアは最小限、と極めてシンプルな構成なのも本製品の特徴だ。購入したらまずHDDをフォーマットして、すべてをクリーンインストールするといった向きには願ってもない構成ともいえる。DVDドライブも必要に応じて接続すればOK、出先なら光学ディスクはネットワークマウントすればよい。そう考えるPC上級者の支持も得て、まさにゲキ売れ、激烈な売れ行きを見せているのだ。
他と一線を画するデザイン。富士通「FMV BIBLO LOOX T70S」
 本製品の横長ディスプレイは映像表現における16:9のアスペクトレシオを意識したもの。ビジネス用なら映像向けの画面比率は不要との否定的意見が聞こえてきそうだが、モバイルPCにおいて1024×768を超えるものがほとんどない現在、本機種の1280×768というのは、実はランクインした5機種中最大の表示領域という優位点を示すポイントでもあるのだ。
 モバイルPCで仕事をする上で最も制約を受けるのはディスプレイの広さ。わずか256ピクセルの差でも、複数の文書を横に並べる場合には数字以上の違いがあるはずだ。横長の筐体を活かしたデザインは大型の手帳のような印象を与え、ごく普通のビジネス鞄にもしっくりと馴染むのではないだろうか。なによりも、従来のノートPCとは一線を画する画面比率、形状とデザインでゲキ売れ2を獲得した事実が、本製品がノートPCの新しい形として高く評価されていることを示している。
T50Sとの違いはCPU。富士通「FMV BIBLO LOOX T50S」
 今回は2番手3番手に富士通LOOX Tシリーズがランクインし、その強さをみせている。T70SとT50Sとの違いは、CPUがPentium M 超低電圧版773の1.3GHzか、Celelon M超低電圧版383の1GHzであるかが主で、あとはカラーが異なるのみ。ここで注目したいのはバッテリーの持ちである。標準バッテリーでT70Sは8.4時間、T50Sは7.2時間稼動というスペックを見ると、動作周波数の差よりもバッテリー稼働時間の差のほうに目がいく。最新ノートPCでは、処理速度と同等に消費電力の低さも重要な性能指標なのだ。
稼働時間で1時間の差も大きいが、AC接続時の消費電力の低さはエコの観点からも優れている。この消費電力の違いが数万円の価格差を生み、さらに売れ行きを左右する、そういう時代になってきているのではないだろうか。
A4サイズで薄さと軽さを追求。東芝「dynabook SS SX/290NR」
 B5ノートPCを使用したことのある方なら、鞄のなかでマシンの横はスカスカに空いているのに厚みはあって押された書類が曲がってしまう…そんな経験があるのではないだろうか。ビジネス用途なら最低でもA4判297×210mmの書類が入る前提の鞄を使用するから、小型化して中途半端なスペースができるよりも、ピッタリと書類と一緒にスタックして収納できるサイズのほうがありがたいと感じることもあるのだ。
 ゲキ売れ4にランクインしたのはノートPCの老舗ブランドdynabookのSS SX。その特徴はとにかく薄いこと。最厚部で約19.8mmという薄さはノートPCトップクラス。この薄さにより1.29kgの軽量を実現しながら、A4サイズに近い286mmの横幅を持つ本機種は、余裕のある19mmのキーピッチを確保。長時間のタイピングでも快適なキー入力を行えるだろう。ちょっと厚めの雑誌といったサイズは書類と一緒に持ち運ぶには最適。単なる小型軽量ではなく、ビジネスシーンで使って快適なモバイルツールとして、ゲキ売れ4の支持を受けたのではないだろうか。
4月20日〜5月19日の1ヵ月間、ヨドバシカメラ全店およびヨドバシ・ドット・コムで最も売れた「モバイルPC」上位5製品はこれだ!(情報提供:ヨドバシカメラ)

※表示価格は2006年5月26日時点のものであり、変更の可能性があります。
 ゲキ売れ1
 Let'snote LIGHT
 CF-R5KW4AXR
 ■メーカー:パナソニック
 ■価格:199,800円 (2006年5月26日時点)
ヨドバシ・ドット・コムでもっと見る
 ゲキ売れ2
 FMV BIBLO LOOX T70S
 ■メーカー:富士通
 ■価格:254,800円 (2006年5月26日時点)
ヨドバシ・ドット・コムでもっと見る
 ゲキ売れ3
 FMV BIBLO LOOX T50S
 ■メーカー:富士通
 ■価格:219,800円 (2006年5月26日時点)
ヨドバシ・ドット・コムでもっと見る
 ゲキ売れ4
 dynabook SS SX/290NR
 ■メーカー:東芝
 ■価格:209,800円 (2006年5月26日時点)
ヨドバシ・ドット・コムでもっと見る
 ゲキ売れ5
 ThinkPad X60 1706-49J
 ■メーカー:レノボ・ジャパン
 ■価格:220,500円 (2006年5月26日時点)
ヨドバシ・ドット・コムでもっと見る
小型高性能を追求したレノボ「ThinkPad X60 1706-49J」
 ThinkPadといえばビジネスシーンのノートPCとして高いステイタスを築いたブランドだけに、2004年12月のIBMのPC部門売却以降、レノボへと移ってどうなるのか注目してきた方も少なくないはず。レノボ製品となってからも、黒を基調にトラックパッドの赤をポイントとするデザインは維持され、IBMのロゴも5年の使用許諾期間を得てまだ右下にある。今後のブランドイメージがどうなってゆくのかは、レノボがどのようなトレンドを創り出していけるかに掛かっている。
 本製品は今回ランクインした他の機種が消費電力の低減と小型軽量にポイントを置くなかで、唯一1.66GHzのCPUを搭載して高速処理に重点を置いている点に特色がある。その代わり本体重量1.43kg、バッテリー稼動時間4.2時間はランキング内では特に優れているとは言えない数字。しかしThinkPadの誇るフルサイズキーボードは健在であり、道具としてのThinkPadの魅力は未だ高いレベルにあると考えてよいのではないか。本製品が無事ゲキ売れ5にランクインしたところを見ても、ThinkPad神話はまだまだ健在といえそうだ。
他のモバイルPCを見る
topに戻る

…この記事の続きは、会員限定です。  会員登録はこちら(無料)

続きを読むには・・・

会員登録をすると自動的にこの記事に戻り、続きが読めます。

会員登録(無料)・ログイン

このページの先頭へ

モバイルPC/ゲキ売れ5「モバイルPCの巻」5月号」関連の情報を、チョイスしてお届けします

※キーマンズネット内の「モバイルPC」関連情報をランダムに表示しています。

モバイルPC」関連の製品

モバイルと社内システムをつなげるソリューション 【レコモット】 モバイルPC 盗難・紛失対策サービス 【日立ソリューションズ】 サイボウズのクラウドグループウェア「cybozu.com」 【サイボウズ】
MDM その他エンドポイントセキュリティ関連 グループウェア
モバイルの企業利用をより安全かつシンプルにする最新手法とは? モバイルPCに対してリモートロックやリモートワイプ等によるセキュリティ対策を提供。盗難にあったPCの回収支援も行う。 グループウェアなどをクラウド基盤で利用できるサービス。30日間無料でお試しの上、月額500円/最短1ヵ月から利用可能。有効活用に関する情報も随時提供される。

モバイルPC」関連の特集


ウイルス感染で業務停止の事態に陥れば、大きな損失につながりかねません。 業務効率を下げずにリスクを回…



社内のPC増加に比例して、運用負荷も増すばかり。効率よく低コストに、PCの標準化を行う秘訣は?運用サ…



1台のディスプレイなのに、運転席からは「カーナビ」、助手席からは「テレビ番組」が見られる「デュアルビ…


「PC」関連 製品レポート一覧

このページの先頭へ

モバイルPC/ゲキ売れ5「モバイルPCの巻」5月号」の記事を一部ご紹介しました。
会員登録を行い、ログインすると、「モバイルPC/ゲキ売れ5「モバイルPCの巻」5月号」の記事の続きがお読みいただけます。


Myリストへ 印刷用ページへ

この記事をtweetする このエントリーをはてなブックマークに追加


この記事に掲載している情報は、掲載日時点のものです。変更となる場合がございますのでご了承下さい。


30001744


IT・IT製品TOP > PC > ノートパソコン > ノートパソコンのIT特集 > 特集詳細

このページの先頭へ

キーマンズネットとは

ページトップへ