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製品購入ウラづけガイド
これさえ読めば基本はカンペキ!「統合運用管理ツール 掲載日:2006/06/26

統合運用管理ツール



1:基礎講座 2:選び方講座 3:シェア情報
1
ITILベースの統合運用管理ツールとは
2
統合運用管理ツールの注目機能
1
統合運用管理ツールの選び方
2
製品カタログ
1
統合運用管理ツール市場概観
 
INDEX


基礎講座
これさえ読めば基本はカンペキ!
基礎講座

 ITサービスの運用管理バイブル「ITIL」のITILファンデーション資格者が世界で30万人にも達しているという。こうした動きを受け、統合運用管理ツールのベンダー各社では、ITILが定義している運用プロセスを支援する機能強化に着手していて、ITILが目指す「ITサービス管理」を実現する新しいツールも順次リリースされている。つまり、統合運用管理ツールはITILソリューションとしての地位を確保しつつある。そこで今回は、ITIL対応の統合運用管理ツールにスポットを当て、その最新事情を幅広くレポートする。 統合運用管理ツール

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ITILベースの統合運用管理ツールとは


 統合運用管理ツールとは、ジョブ管理やネットワーク管理、サーバ管理といったITシステムの効率的運用に威力を発揮する各種管理ツールを統合して一元管理・監視を可能にするツールのことだ。実際には、ベンダーによってカバーしている管理対象が異なるので、どこまでをカバーしたら統合運用管理ツールと呼ぶべきかは明確ではない。ただし、一般的には、必要な部分の運用管理ツールから個別に導入していくことが可能で、最終的には、複数の管理対象を1つのコンソールで集中管理することでシステム運用の大幅な省力化を実現できる仕組みになっている。



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ITILとは?


 大手ベンダーから統合運用管理ツールが登場し始めてすでに10年以上経過していることから、その機能やラインナップはかなり充実したものになってきたが、数年前から統合運用管理ツールにも「ITIL」という新しい波が打ち寄せてきた。そこで、統合運用管理ツールの本題に入る前にITILの話題からスタートしたい。
 ITIL(アイティル:Information Technology Infrastructure Library)とは、ITシステムの運用管理の現場で実際に適用して効果をあげることができるアプローチを書籍にまとめたものだ。その内容については英国OGC(Office of Government Commerce)が管理していて、欧米ではすでにITサービスを提供するときのデファクトスタンダードになっている。ITILの書籍はITILの普及促進を目的として設立された団体itSMF Japan( http://www.itsmf-japan.org/index.html )から入手できる 。


●ITILの特長

 ITILではプロセスという観点からITサービス管理に必要な業務を規定していて、「サービスサポート」と「サービスデリバリ」という2つのメイン領域から構成されている(表1参照)。


表1 サービスサポートとサービスデリバリ
  目的 プロセスの種類
サービスサポート 顧客に対して約束したサービスの水準を確保するための日常的なITサービスの運用とサポートに関わるプロセスを扱う。
サービスデスク
インシデント管理
問題管理
変更管理
リリース管理
構成管理
サービスデリバリ ITサービス提供に関わる長期的な計画と改善のためのプロセスを扱う。
サービスレベル管理
キャパシティ管理
可用性管理
ITサービス継続性管理
ITサービス財務管理

  ここでいうプロセスとは入力と出力が明確な一連のタスクの集まりのことで、各タスクを実行するにはルール(実施基準)に従う必要がある。こうしたITILの考え方はITインフラの種類や技術に関係なく普遍的に適用することができ、以下のような利点を挙げることができる。


<ITILのメリット>
ITサービス品質の向上 
顧客満足度の向上
 ビジネスニーズに合致したサービスの提供 
 コストに見合ったITサービスの提供
サービス品質の継続的向上

 ただし、ITILでは具体的にどのような技術やツールを使ってこうしたことを実現していくかについては触れられていないことから、ITサービス管理とITインフラとの間の整合性については、組織、業務プロセス、そして統合運用管理ツールの各面からそれぞれ検討していく必要がある。


コラム 国内ではITILファンデーション資格者が1万人を突破!
 国内でもITILが浸透してきたことを反映して、EXIN(Examination Institute for Information Science:OGCが認定したオランダの資格試験実施機関)が実施するITILの資格認定試験に注目が集まっている。EXINでは、国際的に認知されているITILの次の3種類の資格に関して認定を行っている。
・ ITサービスマネージメントファンデーション資格
・ ITサービスマネージメントプラクテショナ資格
・ ITサービスマネージメントマネージャ資格
 EXIN Japanでは、2005年末の時点でファンデーション資格者が1万1000人を超えたと発表した。

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