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製品購入ウラづけガイド
これさえ読めば基本はカンペキ!「ロードバランサ 掲載日:2006/05/22

ロードバランサ



1:基礎講座 2:選び方講座 3:ユーザーの声
1
ロードバランサの基礎知識
2
ロードバランサはこう導入する
3
ロードバランサの最新動向
1
ロードバランサ 導入の注意ポイント
2
ロードバランサ 製品カタログ
1
ロードバランサ ユーザーの声
 
INDEX


基礎講座
これさえ読めば基本はカンペキ!
基礎講座

 ロードバランサをそのまま訳せば「負荷分散装置」となり、以前はWebサーバへの集中的なアクセスを処理することが主な役目だった。しかし、ロードバランサが管理するレイヤーが広がり多機能化する中で、ロードバランサという名称ではなく、「L4-7スイッチ」「アプリケーションスイッチ」「アプリケーションデリバリ」などの独自カテゴリで提唱するベンダーも増えてきている。今回は、企業内のグループウェアやメールサーバなどを対象に用途を広げるロードバランサの最新情報を追い、企業ネットワークにどう組み込んでいったらいいかを解説する。 ロードバランサ

1 

ロードバランサの基礎知識


 ロードバランサといえば、アクセスが殺到するような大規模なインターネットサイトや携帯向けサイトでの話というイメージは今でも強い。実際にそういったサイトがロードバランサを積極的に導入し、そのマーケットを引っぱってきたのも事実である。また、企業システムでは、Web化あるいはIP化が進む一方で信頼性が厳しいほど求められてきている。ロードバランサは負荷分散装置として広まってきたが、じつは「高可用性」が求められるシステムに導入することでその威力を発揮したり、ロードバランサと組み合わせることで対象とする機器の増強や構成変更をしやすくするクッションとしての役割も大きい。
 ここではまずロードバランサの基本的な仕組みや機能をおさらいしてみよう。



1-1

負荷分散


 ロードバランサにまず求められる機能は、負荷分散だろう。1台のサーバでは処理しきれないサービスを複数台のサーバで処理しながら、仮想的に1台のサーバとして見せかけるこの負荷分散では、さまざまなアルゴリズムが使われる。以下が代表的な分散アルゴリズムだ。


【分散アルゴリズム】
スタティック負荷分散 ラウンドロビン 重み付けラウンドロビン  
ダイナミック負荷分散 最速応答時間/
最小サーバ負荷
最小コネクション スロースタート

ラウンドロビン
各サーバに均等にトラフィックを振り分ける方法で、サーバの処理能力に違いがないときに使われる。
 
重み付けラウンドロビン
サーバに優先順位を付け、振り分けるトラフィック量をサーバごとに変えることができる。主としてサーバの処理能力に違いがある場合に使われる。
 
最速応答時間/最小サーバ負荷
最も速くレスポンスがあったサーバ、最も負荷の小さいサーバなどサーバの稼働状況によって振り分ける方法。サーバの負荷状態は、エージェントをサーバ側で稼働させ、レスポンスタイム以外にも、CPU負荷率、メモリ使用量、ディスクI/O負荷率などをモニタリングし、その統計情報にもとづいて振り分ける。
 
最小コネクション
ロードバランサは、サーバに振り分けながらコネクションの状況をテーブルとして管理しているが、その情報から最もコネクションが少ないサーバを抽出し、振り分ける方法。
 
スロースタート
サーバを増設したり、交換したときに、トラフィックがそのサーバに集中しないよう徐々に振り分けて行く方法。


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