ゲキ売れ5「プロジェクタの巻」1月号

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掲載日:2006/01/25
ゲキ売れ5 ゲキ売れ5
  量販店売れ筋レポート1月号
 「プロジェクタの巻」
ゲキ売れ5 ゲキ売れ5
ヨドバシ・ドット・コム
ゲキ売れ5
 ヨドバシ・ドット・コムの協力のもと、IT製品の最新トレンドを踏まえ、量販店での売れ筋商品を徹底分析するウェブマガジン「最新ITゲキ売れ5」。その2006年の幕開けを飾る1月号はプロジェクタ特集だ。プレゼンテーションのみならず、IT関連業務で実際に動作する画面を見ながらミーティングするためにも必須となるデータプロジェクタは、キーマンズネットの読者にはおなじみの製品ではないだろうか。ホームシアター用途でコンシューマ需要も伸びてきている中、ビジネス用プロジェクタの価格も2004年末を境に下がってきており、1課に1台との売り文句までが聞こえてくる。はたして量販店の売れ筋プロジェクタはどのような特長を備えた製品なのだろうか。
※表示価格は2006年1月20日時点のものであり、変更の可能性があります。最新価格は、ヨドバシ・ドット・コムでご確認ください。
売れ筋トレンドを読む  ゲキ売れ5
12月16日〜1月15日の1ヶ月間、ヨドバシカメラ全店およびヨドバシ・ドット・コムで最も売れた「ビジネス用プロジェクタ」上位5製品はこれだ!(情報提供:ヨドバシカメラ)

※表示価格は2006年1月20日時点のものであり、変更の可能性があります。
 プロジェクタほどコンシューマ向けとビジネス向けのラインナップがハッキリと分かれているデジタル機器も珍しいのではないだろうか。ビジネス向け製品にはデータプロジェクタという、DVDやデジタルハイビジョン観賞用のものと一線を画する呼び方もついている。当然ランキングはデータプロジェクタ限定での算出。今回のゲキ売れ5は、今まで以上にビジネスニーズを反映したものになっているはずだ。
データプロジェクタは2大方式プラア1
 プロジェクタには大きく分けて2つの方式がある。RGBを表現するのに3つの液晶パネルを使用し、プリズムで1つの像にまとめる3LCD方式と、高速でオンオフする微細なミラーが画素数分並ぶパネル1枚と高速回転するカラーフィルタ(カラーホイール)を用いて、時間方向に積分(光時分割合成)して色彩・階調を表現するDLP方式だ。DLP方式は複雑な光学系が不要なため小型軽量化できるという利点がある。一方3LCD方式は、時間方向に色彩を分離しないため階調とカラーを正確に表現でき、光量も大きくしやすい。このほか最新技術として反射型液晶素子LCOSがあるが、まだまだ高価で製品も少なく今回のランキングに登場することはなかった。ランキングの結果はプラスビジョンを除いて全て3LCD。液晶パネルのシェアナンバーワンであるエプソンが圧倒的な強さを見せる結果となった
決め手は10万円を切る低価格エプソンEMP-S3
 ホームシアター用とビジネス用の一番大きな違いは明るさへのニーズにある。自宅でDVDを鑑賞するのなら部屋の照明を落とすことができるが、会議やプレゼンテーションにおいてはメモを取れる程度の明るさは絶対条件。昼間の会議室などでも用いることを考えると、暗いプロジェクタは使い物にならない。そのためデータプロジェクタの価格が画質以上に輝度で決まる傾向があるのも当然なのだ。2000lm(ルーメン)というのが1つの標準となる輝度。これだけの明るさがあれば、昼間でもブラインドやカーテンを閉めれば鮮明な投影が可能になる。ゲキ売れ1に輝いたEMP-S3の輝度は1600lmと標準からは少し落ちることになるが、実用には十分だろう。今回のラインナップで唯一10万円を切るという低価格が、コスト削減を課題の1つとするビジネスの現場から高く評価されてのゲキ売れ1ではないだろうか。
ビジネス標準2000lm、必要十分な機能。エプォンEMP-750
 会議が終わって皆次々と席を立つなか、プロジェクタの横にじっと待っている人物がひとり…そんな光景を目にしたことはないだろうか。従来の一般的なプロジェクタは電源をオフした後、ランプを冷却するためにファンをフル回転させてクールダウン運転を1分程度行う必要がある。そのため使い終わってから片付けるまでの間、どうしても気まずい空白の時間を過ごさなくてはならなかったのだ。この問題をエプソンはランプハウスと周囲の基板の間を断熱することで解決。クールダウンなしで即片付け可能なワンタッチオフ機能を実現した。ゲキ売れ1、2、4、にランクインしたエプソンのプロジェクタのどの機種もこのワンタッチオフ機能を備えている。これは地味ながらもプロジェクタの常識を変える機能といっていい。シェアNo.1の信頼に加えて実用的な新機能も備えるエプソンの2000lm軽量1.7kgモバイルプロジェクタがゲキ売れ2となるのは、もはや必然ともいえることなのだ。
高コントラストで輝度1800lm、プラスビジョンU5-532
 DLPの特長の1つにコントラスト比の高さがある。コントラスト比とは投影した画像の白と黒の明度の比率のこと。標準的な液晶プロジェクタが400:1程度なのに対して、DLP方式のプラスビジョンU5シリーズは2000:1と5倍ものコントラスト比を達成している。これは液晶のシャッターでは完全に光を遮ることが難しいのに対して、DLPではミラーの角度を変えることでほぼ完全に光を遮蔽できるという、方式自体が原理的に持つ性能差。同じ2000lmで黒地に白文字の映像を投影するなら、当然コントラスト比の高いほうが鮮明に文字を表現できる。しかもDLPでは単一のパネルで映像を作りだすので、より切れ味鋭くピクセルを映し出せるし、光時分解合成では原理的に色むらが発生しないので単一色の背景もムラ無く表示可能だ。輝度1800lmと、2000lmにはわずかに欠けるもののコントラスト比の高さでスペック以上の鮮明さを発揮する本機種は、一貫してDLP方式を採用してきたプラスビジョンが放った強力な刺客といったところだろうか。
PCいらずでプレゼンを実現。エプヲンEMP-765
 B5サイズで2キロを切るといったらノートPCの話だと早合点してしまいそうだが、エプソンのモバイルプロジェクタのラインナップはこのサイズ。プラスビジョン製品にはもっと小型軽量な機種も存在するが、ゲキ売れ3にランクインしたU5-532もB5サイズ1.9kgと同様のスペックを備えている。この大きさと重さの製品が、市場で高く評価されているのは、明るさと持ち運びの便利さのベストバランスがこのあたりにあるということだろう。 ゲキ売れ4に堂々ランクインしたのは、モバイル型のなかでも最高クラスの明るさ2500lmにエプソン独自のワイヤレス・PCレス機能を備えたエプソンのモバイル型プロジェクタ最上位機種「EMP-765」。価格と明るさがほぼ比例するプロジェクタの世界で、30万近い価格の製品がこれほど売れているのは、明るいプロジェクタへのビジネスニーズが、いかに高いかを証明しているとも言えるのではないか。専用のソフトケースも備えた本機種は、客先へも手軽に持ち運び、PC無しに明るく鮮明な映像でプレゼンするという新しいビジネスのスタイルを提案している。
 ゲキ売れ1  EMP-S3
 [データプロジェクタ
 1600lm]
ゲキ売れ1
 ■メーカー:セイコーエプソン
 ■価格:99,800円 (2006年1月20日時点)
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 ゲキ売れ2  EMP-750
 [データプロジェクタ
 2000lm]
ゲキ売れ2
 ■メーカー:セイコーエプソン
 ■価格:198,000円 (2006年1月20日時点)
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 ゲキ売れ3  U5-532
 [データプロジェクタ
 1800lm]
ゲキ売れ3
 ■メーカー:プラスビジョン
 ■価格:148,000円 (2006年1月20日時点)
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 ゲキ売れ4  EMP-765
  [データプロジェクタ
 2500lm 無線LAN対応]
ゲキ売れ4
 ■メーカー:セイコーエプソン
 ■価格:278,000円 (2006年1月20日時点)
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 ゲキ売れ5  VPL-ES2
 [データプロジェクタ
 1500lm]
ゲキ売れ5
 ■メーカー:ソニー
 ■価格:108,000円 (2006年1月20日時点)
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コンポーネント入力端子を備える変り種。ソニーVPL-ES2
 今回のランキングがビジネス用のデータプロジェクタ限定であることは上述した通りなのだが、本機種「VPL-ES2」は、コンポーネント入力端子を装備している点からみてもDVD鑑賞なども想定した仕様。ビジネス、ホーム両方を意識したプロジェクタだと言えるだろう。映像業界のリーディングカンパニーであるソニーの製品だけに、ソニー独自開発の液晶パネルと3Dガンマ補正を売りにするこの機種は、単なるデータプロジェクタとしてだけ評価されているわけではなさそうだ。ウェブデザイナーや映像作家など、データとビデオの混在するような用途には最適の機種となっているのではないだろうか。価格とスペックから見てライバルとなるのはゲキ売れ1の「EMP-S3」。SVGAパネルに1500lmの輝度はEMP-S3とほぼ互角だが、「10万円を切っていれば、もっとずっと上にいるはず」とヨドバシ・ドット・コム担当者の語る通り、わずかな価格の違いがゲキ売れ1とゲキ売れ5の差を生んだとも考えられる。
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