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製品購入ウラづけガイド
これさえ読めば基本はカンペキ!「資産管理 掲載日:2005/06/20

資産管理ツール



1:基礎講座 2:選び方講座 3:運用講座
1
資産管理ツールを使うワケ
2
資産管理ツールの運用/管理
1
資産管理ツールのチェックポイント
2
資産管理ツール製品カタログ
1
ソフトウエア資産管理の管理基準・評価規準と成熟度モデル
2
管理基準・評価規準/成熟度モデルの活用
 
INDEX


基礎講座
これさえ読めば基本はカンペキ!
基礎講座

 膨大な台数のクライアントPCやそのPCにインストールされた各種ソフトといった社内のIT資産を一元的に管理できる資産管理ツール。これまで資産管理ツールは、このIT資産管理の効率化による人件費の削減などのメリットが注目されてきた。それが、最近は個人情報保護法の施行に伴い、コンプライアンス/セキュリティ確保という目的も加わり、導入が加速している。そこで今回は、こうした資産管理ツールの最新動向を踏まえながら、実際に資産管理ツールを利用するに当たっての便利な機能などを紹介していこう。 資産管理ツール

1 

資産管理ツールを使うワケ


 先ずは、資産管理ツールがどのようなメリットをもたらすのかということを説明しよう。



1-1

資産管理ツールによるコスト削減


【人手による管理の限界】

 資産管理ツールとは、PCやサーバーといったハードウエア、さらにそのハードウエアにインストールされた各種アプリケーション、OSなどの稼働状況や利用状況に関する情報を取得して、IT資産の効率的な管理を実現するソフトウエアのことだ。資産管理ツールを導入することで、IT部門の担当者がコンピュータが設置されている場所に赴いて1台1台チェックしていた資産管理業務を、コンソール上から一括で行なうことが可能になる。


図1 資産管理ツールのシステム構成例
図1 資産管理ツールのシステム構成例
(資料提供:LANDesk Software)

 ただし、この点だけ見ると資産管理ツールは、担当者の作業負荷は減るが、経営層を始めとする他の人々には、その導入効果が理解されにくい。極端に言えばIT担当者以外の人々にとって資産管理ツールは、「IT担当者が楽をするためのもの」と考えられてしまう恐れがある。しかしPCがある程度の台数を超えれば、限られた人員でその状況を漏れなく把握し、管理するには限界がある。
 また、ソフトウエアの管理となれば、さらに複雑だ。物理な形を持たないソフトウエアは、どのPCにインストールされているか、あるいはそれぞれのPCに業務とは関係ないソフトがインストールされていないかということを把握するだけでも一仕事だ。また、不正コピーが存在していないか、必要以上にライセンスを購入しすぎてはいないかといったライセンス管理も不可欠だ。さらにバージョンアップやパッチの適用状況にも配慮しなければならない。このようにIT資産の中でもソフトウエアには、特有の管理の難しさがある。


【資産の最適化でコスト削減】

 しかし前述のように、IT部門の担当者以外からは資産管理ツールの導入効果が見えにくい。その1つの原因は、日本の企業の多くが、IT部門の担当者が実施する管理作業に関わる時間をコストと見なさない傾向があるためだと考えられる。
 本来IT部門は、自社の経営に対して、どのようにITを適用し、活用していくのかといったIT戦略の立案/実行が主たる業務であるべきだ。それが実際には、パッチの適用やアプリケーションのインストールといった雑務に追われるというケースも少なくないだろう。これによって、経営戦略の立案などに割くべき本来の業務の時間が少なくなってしまう。
 IT部門の担当者の作業時間をコストと捉えれば、こうした雑務よりも経営戦略に関わる業務に時間を割ける方が、より大きな見返りがあるのは明白だ。そこで、IT部門の担当者の雑務に関わる時間を短縮し、本来の業務に集中できる時間を作り出すために、資産管理ツールは強力な武器となるのだ。


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