ZigBeeってなんだ?!…蜂がジグザグ、飛ぶ無線?


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 今週のキーワードはこれだ! 掲載日:2005/05/11
 ZigBeeってなんだ?!

 日々進歩するIT技術は、ともすると取り残されてしまいそうな勢いで進化の速度を高めています。そこでキーマンズネット編集部がお届けするのが「5分でわかる最新キーワード解説」。このコーナーを読めば、最新IT事情がスラスラ読み解けるようになることうけあい。忙しいアナタもサラっと読めてタメになる、そんなコーナーを目指します。
 今回のテーマは「ZigBee」。コストがかからず消費電力も少ない近距離の無線通信規格として大いに期待されています。2006年以降、あなたの日常生活の中で急に便利なことが増えてきたと感じるようになったら、それはすべてZigBeeのおかげかも・・・
ZigBeeイメージ


ZigBee(ジグビー)とは
 無線LANよりももっと狭い範囲(数m〜数十m)で使う無線ネットワークはWPAN(Wireless Personal Area Network)と呼ばれているが、ZigBeeはこのWPANの標準規格の1つ。各社からZigBee対応モジュールのサンプル出荷が始まったことで、実用化に向けた画期的なソリューションが登場し始めている。ZigBeeについては単独で説明するよりも、同じWPAN技術であるBluetoothやUWBとの比較で説明したほうが分かりやすい。そこで表1をご覧頂きたい。

表1 代表的なWPANの種類と仕様
  Bluetooth UWB ZigBee
準拠仕様 IEEE802.15.1 IEEE802.15.3a IEEE802.15.4
通信速度 1Mb/s 480Mb/s 250kb/s
周波数帯域 2.4GHz 3.1-10.6GHz 2.4GHz、868MHz、915MHz
通信距離 10m−100m 10m(110Mbps)
4m(200Mbps)
10m−75m
消費電力 120mW 100mW 60mW
製品化 済み サンプル サンプル
(資料提供:三菱電機)

 IEEE(米国電気電子技術者協会)の802委員会では、IEEE802.15としてWPANの標準化を進めているが、このうち802.15.1のBluetooth、802.15.3のUWBと並んで、802.15.4として標準化が進められているのがZigBeeである。表1を見て分かるように、最大通信速度は250kbpsと、他の規格に比べるとかなり低速で、通信距離もBluetoothと大差なく、なんとも地味な存在という印象を受ける。しかし、ZigBeeは使い方が簡単、小型、低コスト、低消費電力(省エネ)という点で他の規格よりもはるかに普及しやすい要素が沢山詰まっている(次項で詳しく説明)。
 ZigBeeが使用する周波数帯域としては3つ用意されているが、このうち915MHzは米国、868MHzは欧州で認可されているものの、日本では認可されていないことから国内では全世界共通で使用可能な2.4GHzを使うことになる。また、物理層とMAC層はIEEE802.15.4を使用するが、それよりも上位のデータリンク層、ネットワーク層、それにアプリケーションインターフェースについては、ZigBee AllianceというZigBeeを推進する業界団体(2005年1月現在、124社が加盟)により標準化が進められている。

■ ZigBeeの名前の由来
 ZigBeeという、このユニークな名前の由来も紹介しておこう。ZigBeeはZig+Beeで、Zigはジグザグに動く、Beeはミツバチのこと。ミツバチはフィールドを飛び回ることで、どこに美味しいミツがあるのかをお互い情報交換し合っているが、ZigBeeもノード同士が連携しあって動作できることから、その振る舞いがミツバチのこうした行動に類似している。そこでこの名前が付けられた。なお、現在、ZigBeeはKoninklijke Philips Electronics N.V.の商標になっている。

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