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製品購入ウラづけガイド
今、最新の技術はこうなっている!「EAI 掲載日:2005/03/14

EAI



1:基礎講座 2:選び方講座 3:技術動向
1
EAIとは何か
2
EA、SOAから見たEAI
1
EAIツールの選び方
2
EAIツール カタログ
1
ESBとEAIの違いは?
2
ESBの今後
3
WebサービスとEAI
4
これからのアプリケーション連携
 
INDEX


技術動向
今、最新の技術はこうなっている!
技術動向

 SOA、ESBといった新しい概念や技術が次々に登場するなかで、EAIは企業内システムの統合・合理化にとどまらず、ビジネス環境の変化に対応するための全体最適化という視点から考えるべきものになってきたのは基礎編で紹介したとおり。
 EAIとそれを取り巻く技術をどのように捉えるべきか、調査会社のガートナー ジャパン株式会社の専門アナリスト、飯島 公彦氏に聞いた。
EAI

1 

ESBとEAIの違いは?


Q1  ESBは「複数システムが共通して利用する仮想的なバス」ということですが、特に「ESB製品」であることを打ち出している最近のツールは何が従来のEAIツールと違うのでしょうか。

A1  端的に言うと「サービス」という概念でアプリケーションを連携するかしないかです。例えば、従来の日本IBMのMQ Series(現在のWebSphere MQ)で代表されるようなメッセージ指向ミドルウエアは、ESBではありません。これは、単なる通信用ミドルウエアでしかなく、また、その上に構築された従来のEAIは「サービス」という概念ではアプリケーションを連携してきませんでした。アプリケーションとアプリケーションを繋ぐという中で、機能を連携する(トランザクションを連携するなど)ことはあります。しかし、それはサービスという観点での連携ではありません。すべてのアプリケーションに対してサービスを格納して公開するという機能が含まれていませんでした。いわゆるSOA、Webサービスでいうサービスのリポジトリーといった仕組みが従来の EAIには入っていなかったのです。
 ESBは、Webサービスという標準をおさえながら、SOAという概念を具体的にテクノロジーとして具現化して、サービスという観点でアプリケーションとアプリケーションを連携する、もしくは、サービスとしてアプリケーションを利用することによって既存のアプリケーションであれ、新規のアプリケーションであれ再利用性を高めます。それとともに、SOAの特性である1対1の連携によるスパゲッティ状況を回避すると同時に、トポロジーの変化、いわゆる従来のハブ&スポークのトポロジーからバスになりました。ベンダー独自のテクノロジーにロックインされて再利用性についても複雑性についてもユーザーが望む形になっていなかったのが、バスという形でWebサービスのWSDL等を中心とした標準的なものを実装して、サービスのプラグインが可能になってきました。

 バスは、ハブ&スポークと異なりコントロールを一極集中させず、インターフェースを標準化していますが、リポジトリーという形では集中させることにより管理上の整合性は保たれます。
 ESBと従来のEAIの決定的な違いは、WSDLというWebサービスの標準のインターフェースを使いながら、サービスという単位でやりとりをするところです。具体的なテクノロジ構成要素としては、ガートナーでは、ESBは、(マルチプロトコル対応の)メッセージ指向ミドルウエアを基本の通信ミドルウエアとして、Webサービスをサポートした上で、基本的な変換機能や(メッセージ)ルーティング機能を含んでいるものとしています。そして、EAIのスイート製品には含まれているビジネス・プロセス管理機能は、ESBには含まれていないとしております。今後、市場に投入されるEAI製品は、ESBを含んだものが主流になると、ガートナーでは考えております。
図1 ESB(SOAとEDIの基盤)
図1 ESB(SOAとEDIの基盤)

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