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製品購入ウラづけガイド
これさえ読めば基本はカンペキ!「アンチウイルスソフト 掲載日:2004/05/10

アンチウイルスソフト



1:基礎講座 2:選び方講座 3:シェア情報
1
企業における現在のウイルス対策
2
導入箇所別のアンチウイルスソフト
3
発展するウイルス対策
4
ウイルス対策の統合管理ツールで運用・管理負荷を軽減
1
アンチウイルスソフト選択の注意事項
2
アンチウイルスソフト製品カタログ
1
アンチウイルスソフトシェア情報
 
INDEX


基礎講座
これさえ読めば基本はカンペキ!
基礎講座

 次々と現れる新種ウイルス。それに対抗するため、企業システム内のさまざまな場所にアンチウイルスソフトが導入され、管理部門の手間も大きくなってきた。特にクライアントPC管理の手間は、企業規模が大きくなればなるほど増えていくことになる。そのため最近のアンチウイルス製品は、こうした手間の軽減、つまり運用・管理のしやすさに重点を置いたものが多くなってきた。そこで今回は、アンチウイルスソフトの最近の傾向などに焦点を当てて解説していく。 アンチウイルスソフト

1 

企業における現在のウイルス対策


 先ず、特に問題視されているウイルスとその対策を通して、現在の企業におけるウイルス対策について説明しよう。



1-1

対策が困難なネットワークウイルス


 現在、ウイルスの脅威は広く認知されており、ほとんどの企業が何らかの形で、ウイルス対策を行なっている。特に、エンドユーザーが日常的に利用するクライアントPC向けのアンチウイルスソフトは、広く普及している。
 それでも、ウイルスの被害は撲滅されたわけではない。独立行政法人情報処理推進機構(IPA)では、ユーザーからのウイルス発見・被害の届出状況を、毎月発表している。これによると2004年3月は4012件と、2月の1733件の2倍を超える発見・被害の届出があった。3月の下旬に、ワーム「Netsky」が爆発的に流行したことが大きな要因だ。「Netsky」が流行したのは、非常に多くの亜種が作成されたことが理由の1つで、次々と登場する亜種に対して、適切に対処できずにいたユーザー企業が多かったためと考えられる。
 また、一口にウイルスと言っても、ウイルス、ワーム、トロイの木馬などの種類があるが、トレンドマイクロがワームの一種類と定義しているネットワークウイルスは、特に要注意だ。代表的なネットワークウイルスとして、2003年8月のお盆頃に大流行した「MSBlaster」が挙げられる。同社の定義によればネットワークウイルスは、セキュリティホールを悪用してメールとファイル共有以外の経路で侵入し、ユーザーの操作無しに自動的に感染活動を開始するものだ。感染後にユーザーの操作が無くても自動的に活動を始めるため感染に気付きにくく、従来のアンチウイルスソフトでは防御が難しい(ただしネットワークウイルスというものを特に定義をしていないベンダーもあり、一般的にはワームとほぼ同義で使われていると考えて差し支えないだろう)。


図1 ネットワークウイルス「MSBlaster」の活動
図1 ネットワークウイルス「MSBlaster」の活動
資料提供:トレンドマイクロ

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