第32回 イーサネット専用線と広域イーサの差


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  掲載日:2004/02/25
 イーサネット専用線と広域イーサの差


  新たに標準化された規格・10ギガビットイーサネット(10GbE)は、広く普及しているLANの次なるステップとして注目されている。この規格の代表的サービスとして、イーサネット専用線や広域イーサネット網がある。そこで今回は、10ギガビットイーサネット標準化の背景や、イーサネット専用線と広域イーサネット網における、それぞれの構成要素や実際のサービスなどについて理解を深めていきたい。 イーサネット専用線と広域イーサの差


10ギガビットイーサネット

高速化・広域化へのLANニーズのシフト
  大手企業のLAN普及率が、ほぼ100%に達していることは、本講座の各所でふれてきている。LANは、情報や周辺機器の共有、コミュニケーションの充実、さらには処理の分散と統合など、さまざまなメリットを享受できるネットワークであり、限られた領域内に敷設される。また、現在ではIP電話やTV会議システムの導入に際しても、不可欠なネットワークとして、さらに重要性を増してきている。今やLANは、企業にとって不可欠なネットワークといっても過言ではないだろう。
  さて、これほどまでに普及したLANを、ユーザーサイドから見た場合、次なるニーズとはどのようなものへと移行するだろうか。これには、さらなる高速化と、広域化を挙げることができるはずだ。
  当初LANは、1Mbpsの規格からスタートしたが、現在では100BASE-TXや1000BASE-Tなどの規格が一般化してきており、ごく手軽に1GbpsのLANの実現ができるまでになっている。
  一方、広域化についても、電気通信事業者によってWANとしてのさまざまなサービス品目が提供されていることから、本社と支社のLAN間接続は、コストはかかるものの、技術的に問題なく実現できるようになってきている。

WAN利用における問題点
  ただし、既存のWANなどのサービス品目を見た場合、いくつかの改善点も見え始めてきている。これは第一に、高速化の必要性だ。つまり、LANの通信速度が急速に進化したことから、LAN同士を相互接続するための広域ネットワークもまた、同様に高速化する必要が生じてきている。
  また、WANの場合、独自のプロトコルを用いていることから、LAN間接続の際、LANとWANの接点においてプロトコルの変換作業を行う必要があり、このためのコストアップや通信速度のパフォーマンス低下などがボトルネックとなりやすいという問題もある。
  これらの問題を解消するには、できるだけ高速なWANを用いるとともに、これをLANプロトコルによって相互的に接続することのできるシームレスな接続形態が必要となる。
  これらのソリューションとして登場し、注目されるのが、イーサネット専用線広域イーサネット網などのサービスだ。また、高速なイーサネット専用線や広域イーサネット網などを実現するために、新たなイーサネット規格が標準化された。これが10ギガビットイーサネット(10GbE:10Gigabit Ethernet)である。

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