第26回 制御せよ!LANとシングルサインオン


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  掲載日:2003/11/26
 制御せよ!LANとシングルサインオン

 前回はLANの配線形態を用途に応じてどう使い分けるかについて解説した。今回はLANのアクセス制御方式について詳しく見ていこう。データリンク層で機能する「CSMA/CD方式」「CSMA/CA方式」さらに「トークンパッシング方式」など、LANの形式によってそれぞれ異なる制御方法のシステムを図解する。さらにアプリケーション層レベルで機能する「シングルサインオン」について、そのシステムの詳細と、「エージェント型」「リバースプロシキ型」と呼ばれる代表的な2つの形態について解説していこう。 制御せよ!LANとシングルサインオン


LANのフレーム伝送とアクセス制御方式

LANのフレーム伝送メカニズム
 今回はLANのアクセス制御方式について学ぶが、それに際してLANのフレーム伝送メカニズムについて少々ふれておきたい。
 そもそもLANで接続されたコンピュータやPC同士が、お互いに情報をやり取りできるのはなぜだろうか。LANには数台から数十台以上のコンピュータが接続される。このなかでコンピュータBがコンピュータCに対して情報を送信したとしよう(図26-1)。情報はOSI参照モデルの物理層に位置する機能において、例えば電気信号へと変換され、LAN上に送出される。この時、情報はフレームと呼ばれる小さな単位に分割され送信されている。フレームには荷札と同様の機能を持つヘッダー情報が付加されるが、この部分に自分と相手先のコンピュータ認識番号であるMACアドレスが記されている。これが電気信号となってLAN上に送出されるわけだが、この信号は指向性を持たないことから、同一セグメント内の全コンピュータに到達している。そして、これを受信した全コンピュータはフレームヘッダーを解析するとともに、自分宛てではないフレームを破棄しているのだ。よって、自分宛てであったコンピュータCのみがフレームを受け取ることから、コンピュータBはコンピュータCに対してフレームを送信することが可能となる。

アクセス制御方式とは
 伝送メカニズムの概要は把握いただけただろうか。さっそく次へと話を進めていこう。
 LANの場合、伝送路を共有することにより、多くのコンピュータやPC同士の相互接続が、容易に実現できるという大きなメリットがある。先の説明にもあるように、コンピュータの送信した電気信号は、常に伝送路上を行き来している。
 そこで、接続されるコンピュータが複数存在するならば、伝送路に流れる信号量も、時として膨大なものとなるはずである。信号が重複して伝送路に流れ込んでしまった場合、混信は生じないのだろうか。
 信号が伝送路上で混信してしまった場合、これを分離することは困難を極める。このため、LANには、混信を避けながらも、伝送路を多くのコンピュータで共有するためのメカニズムが存在する。
 これを、先の伝送メカニズムも含めてアクセス制御方式、もしくは媒体(メディア)アクセス制御方式と呼んでいる。アクセス制御は、実際には OSI参照モデル におけるデータリンク層の下位副層によって機能している。

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