この記事をtweetする このエントリーをはてなブックマークに追加


 今週のキーワードはこれだ! 掲載日:2004/01/07
 eTRON


日々進歩するIT技術は、ともすると取り残されてしまいそうな勢いで進化の速度を速めています。そこでキーマンズネット編集部がお届けするのが「5分でわかる最新キーワード解説」。このコーナーを読めば、最新IT事情がスラスラ読み解けるようになることうけあい。忙しいアナタもサラっと読めてタメになる、そんなコーナーを目指します。
今回のテーマは「eTRON」。いつでもどこでも、誰もが自然にかつ安全に利用できる情報ネットワーク環境を構築しようというお話です。

5分でわかるイメージ図
eTRONとは?
eTRONの説明に入る前に、TRONを先に説明しておこう。カーナビや携帯電話などの組み込みOSとしておなじみのTRONは、1984年に東京大学の坂村健博士によって提案されたコンピューター仕様で、身の回りの環境にコンピューターが組み込まれた機器を遍在させ、それらをネットワークで結ぶ「どこでもコンピューター環境」の構築を目的に開発された。eTRONはTRONの目指す「どこでもコンピューター環境」のセキュリティインフラのことを指す。 具体的には上記の概念を実現するeTRONチップが埋め込まれたICカードやSIMカード同士で構築される安全かつ無意識に情報ネットワークを活用するためのセキュリティインフラ。いたるところにコンピューターが内蔵されている環境をもたらすユビキタス社会において、家庭内の情報化も進んでくる。外出先から電話1本で部屋をあたためて主人を迎えてくれるという利便性の裏側には、悪意を持った第3者が機器を勝手にコントロールしたり、留守宅であることを知られてしまうなど、安全性がこれまで以上に重要となってくる。その一方でコンピューターを使いこなす利用者であればセキュリティは自己責任とも言い逃れられるかも知れないが、子供やお年寄りなど万人にこれらを理解し守ってもらうことは到底不可能だ。万人が知らず知らずのうちに情報家電を使いこなしている真のユビキタスの目指すところにeTRONは不可欠な存在となってくることだろう。

“eTRONに格納される情報
eTRONで扱う情報としては、eTRONのインフラを構築するためのeTRONの「鍵実体」、取り扱う情報としてマイクロペイメントのような数値情報を扱う「量的実体」、コンサートチケットのような世界に1つしかない価値である「質的実体」がある。eTRONの鍵実体はPKIを基本としており、一定期間を持って自動的に鍵の更新は行うものの、通常時はセンターサーバーを介在せず処理を行う。eTRON自体はソフトウエアだけではなく物理的なチップが組み込まれたICカードやSIMカードとして実現されている。このチップには外部から解析をすることができない耐タンパ性を持つと同時に、eTRON間の通信はeTRON専用の通信プロトコルeTP(Entity Transfer Protocol)を用いVPNを構成して処理を行うので、第3者はもちろん利用者本人も成りすましや改ざんをすることが極めて困難だ。
WPAのイメージ

…この記事の続きは、会員限定です。  会員登録はこちら(無料)

続きを読むには…
会員登録いただくと自動的にこの記事に戻り、続きが読めます。

会員登録(無料)・ログイン

キーマンズポイントで今応募できるプレゼントはこちら!(2018/9/30まで)

ITキャパチャージに解答いただくとポイントがたまります。
たまったポイント数に応じて、以下、A〜E賞の各賞品に応募することができます。

●B賞:抽選で1名様
 BOSE ウェアラブルネックスピーカー「SoundWear Companion Speaker」  
●A賞:抽選で1名様
 Lenovo ノートパソコン ideapad 120S「81A50085JP」 
●C賞:抽選で1名様
 ニチネン 無煙 遠赤外線グリル 「UFO CCM-101」) 
●D賞:抽選で1名様
 RIVERS コーヒーグラインダー 「GRIT」  
●E賞:抽選で5名様
 Amazon 使える商品は1億種以上「Amazonギフト券 5000円分」 

このページの先頭へ

キーマンズネットの新着情報を、お届けします

新着製品レポート

「ファイルのDNA」を解析するAIセキュリティ 大手企業も導入するその実力とは 【Cylance Japan株式会社】 オンプレミスからの安易なクラウド移行は成功しない――移行/運用計画の注意点 【エクイニクス・ジャパン】 マルチクラウド間をつなぐ、災害復旧にも有効なソフトウェア・デファインド接続 【エクイニクス・ジャパン】
その他エンドポイントセキュリティ関連 IaaS/PaaS SDN
「ファイルのDNA」を解析するAIセキュリティ 大手企業も導入するその実力とは オンプレミスからの安易なクラウド移行は成功しない――移行/運用計画の注意点 マルチクラウド間をつなぐ、災害復旧にも有効なソフトウェア・デファインド接続

新着特集


定型業務の自動化に効果があるとされるRPA(Robotic Process Automation)。…



 2018年9月6日、北海道胆振東部で大規模な震災が発生しました。被災された皆さまには心よりお見舞い…



コンセント不要で充電・給電可能なマイクロ波空間伝送技術を利用した「ワイヤレス電力伝送(WPT)」。驚…


新着セミナー

Webセミナー「業務のペーパレス化による導入効果」 【アシストマイクロ】  

開催日 10月15日(月),10月29日(月),11月12日(月),11月26日(月),12月10日(月)   開催地 オンラインセミナー   参加費 無料

業務のワークフロー化を検討するとき、まずはじめに思い浮かぶのは紙の申請書類などで運用している業務ではないでしょうか。このような業務をデジタルベースでの運用に切り…

マーケティングオートメーション活用ミニ勉強会 【ネットイヤーグループ】 締切間近 

開催日 10月5日(金)   開催地 東京都   参加費 無料

最近ではマーケティングオートメーション(MA)という言葉も浸透し、その効果を期待しMAツールを導入する企業も増え続けています。しかしながら、いざ初期導入を済ませ…

「Salesforce Pardot-Sales Cloud有効活用」ハンズオンセミナー 【ネットイヤーグループ】  

開催日 10月10日(水)   開催地 東京都   参加費 無料

「マーケティングオートメーション」「営業との連携」などの響きに惹かれ、Salesforce Pardotを導入された運用担当者の皆様、導入後に期待した成果は出て…

このページの先頭へ

会員登録(無料)・ログインはこちらから

eTRON/eTRON●TRONのセキュリティインフラ…」の記事を一部ご紹介しました。
会員登録を行い、ログインすると、「eTRON/eTRON●TRONのセキュリティインフラ…」の記事の続きがお読みいただけます。


Myリストへ

この記事をtweetする このエントリーをはてなブックマークに追加


この記事に掲載している情報は、掲載日時点のものです。変更となる場合がございますのでご了承下さい。


30000494



このページの先頭へ

キーマンズネットとは

ページトップへ