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2009/10/07
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日々進歩するIT技術は、ともすると取り残されてしまいそうな勢いで進化の速度を高めています。そこでキーマンズネット編集部がお届けするのが「5分でわかる最新キーワード解説」。このコーナーを読めば、最新IT事情がスラスラ読み解けるようになることうけあい。忙しいアナタもサラっと読めてタメになる、そんなコーナーを目指します。今回のテーマは「音源分離技術」。さまざまな音の中から、聞きたい音のみを抽出することができます。悪口すらアーカイブされて、雑音の中に埋もれていた内緒話が皆に聞かれてしまうことになるかも?! |
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携帯電話やカーナビゲーションシステム、ビデオ会議システムなどの音声を取り扱う機器が広く普及してきたが、これらを利用する場合、周囲の人の声や雑音、反響音などがマイクに入り込むと、通話品質や音声認識の精度が大幅に悪化する。そんなとき活躍するのが「音源分離技術」だ。「音源分離技術」とは、さまざまな音の中から目的の音声のみを抽出する技術のこと。音源分離技術を導入すれば、これらの機器を快適に利用できるようになる。
しかし、これまで開発されてきた音源分離技術は、抽出したい音源位置の方向を特定し、それ以外の方向からの音を除去することによって目的の音声を抽出するという方式が大半を占めていた。この方式は、マイクと音源との距離が1メートル程度の場合に威力を発揮するが、数メートル以上離れてしまうと、部屋の壁や天井で反射する反射音の影響を強く受けるようになり、十分な効果を発揮できなかった。また、目的音と雑音の周波数帯域が重ならなければ、雑音の除去は容易だが、街頭環境のように雑音が音声の場合には、目的音と雑音の周波数帯域が重なってしまうので、周波数の違いから雑音を除去することが困難になった。そのため、マイクと音源が数メートル離れた環境でも、雑音を除去し目的とする音声を高精度で抽出できる音源分離技術の開発が求められていた。
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