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 今週のキーワードはこれだ! 掲載日:2004/09/08
 リバーシブルLCDってなんだ?!


 日々進歩するIT技術は、ともすると取り残されてしまいそうな勢いで進化の速度を高めています。そこでキーマンズネット編集部がお届けするのが「5分でわかる最新キーワード解説」。このコーナーを読めば、最新IT事情がスラスラ読み解けるようになることうけあい。忙しいアナタもサラっと読めてタメになる、そんなコーナーを目指します。
 今回のテーマは「リバーシブルLCD」。1枚の液晶ガラスパネルの、表と裏の両面ともに画像表示が可能な液晶ディスプレイのことです。液晶パネル1枚で2画面分の画面表示が可能なため、2画面ケータイやPDA、ノートPCなどへの応用が期待されています。

5分でわかるイメージ図
リバーシブルLCDとは?
 1枚の液晶パネル、表裏それぞれの両面に、画像を映し出すことができる液晶ディスプレイのこと。表面あるいは裏面の単独表示はもちろん、両面同時に同じ画像を映し出したり、それぞれの液晶画面に同時に異なる画像を表示することも可能だ。現在、主流となる折りたたみ式の携帯電話には、メインディスプレイと、背面のサブディスプレイを有しているが、現状の技術では、表裏それぞれのディスプレイ用に2枚の液晶パネルが必要であった。リバーシブルLCDでは、1枚の液晶パネルで2画面の表示が可能なため、携帯電話の本体を「薄く」「軽く」できるだけでなく、メイン画面とサブ画面を同じ大きさにするのも容易になる。
リバーシブルLCDの試作機
イリバーシブルLCDの試作機。
見えづらいが、前面には動物のキャラクタの顔が映り、後ろの鏡には裏面の後頭部が映っている。

■「透過型液晶」と「反射型液晶」
 リバーシブルLCDのメカニズムを紹介する前に、そもそもLCD(Liquid Crystal Display : 液晶ディスプレイ)にはどのようなタイプがあるのかを説明しよう。LCDは自ら発光するわけではないため外部光源を必要とするが、この外部光源の種類により、大きく分けて「透過型」と「反射型」の2種類に分類される。透過型は、画面背面のバックライトを光源にして表示を行うタイプの液晶だ。これに対し反射型は、外光の反射によって表示を行うタイプで、太陽光などの自然光を利用する製品のほか、画面前面に光源を配置する「フロントライト型」などの製品がある。
 一般的に、透過型は反射型に比べ彩度が高く、暗い室内で見やすいという特徴があるが、消費電力が大きく明るい屋外では表示が暗くなるという欠点がある。現在、流通している多くは透過型だが、最近では透過型と反射型を融合して、暗い場所ではバックライトを、明るい場所では外光を利用する「半透過型液晶」なるものも登場している。

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