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製品購入ウラづけガイド
これさえ読めば基本はカンペキ!「ERP 掲載日:2007/05/28

ERP



1:基礎講座 2:選び方講座 3:市場動向
1
ERPとは何か
2
ERPを新規導入する時に注目すべきポイント
1
ERPパッケージの選び方のポイント
2
ERPパッケージ製品カタログ
1
ERP市場動向
 
INDEX


基礎講座
これさえ読めば基本はカンペキ!
基礎講座

 大規模な投資によるシステムとビジネスプロセスの変革・刷新で、経営効率アップを図るツールとして知られてきたERPパッケージだが、そのイメージはここ数年で大きく変わった。今やベンダの主戦場は中小・中堅企業へと移行し、商品のベクトルは「いかに使いやすいものを低コストかつ短期間で提供するか」へとシフトした。今回は、ベンダの戦略とSIerに蓄積されたノウハウにより、導入しやすくなったERPパッケージを紹介する。 ERP

1 

ERPとは何か


 ERP(Enterprise Resource Planning)は企業のすべての経営資源(リソース)を、最も経営効率の高い形に計画(プランニング)して配分することを目的とした管理システムのことをいう。また、必ずしも現状の業務を効率化するだけでなく、必要であれば業務プロセスを再編し、新たな企業価値創造のための計画と実行、評価、継続的な改善が可能な仕組みである。



1-1

ERPツールは様々な基幹業務を統合し、リアルタイムに管理可能にする


 ERPの理想型は購買、生産、販売など各領域の業務を統合し、財務会計や管理会計においてリアルタイムに最新のデータが利用できるようにするものだ。図1がその一例だ。これに人事管理を連携/内包する場合もある。このような仕組みで得られた「企業経営の現状」を表す情報をもとに、新たな事業戦略および経営戦略の立案やさらなる業務改善による「リソースの最適配分」を計画できるところがERPの核心部分だ。


図1 ERPパッケージで可能になる業務統合とデータ一元管理のイメージ
図1 ERPパッケージで可能になる業務統合とデータ一元管理のイメージ
資料提供:SAPジャパン

 図1のように異なる業務部門で互いに利用するデータは共有され、個別の業務システムでは起こりがちなデータの重複入力やマスタ情報の食い違い、更新タイムラグなどの無駄や矛盾をなくすことができて業務効率が上がる。また、業務部門の活動にともなう各種の経営指標もタイムラグなく迅速に把握可能になるため、経営状態が可視化され、意思決定が迅速化できるというわけだ。つまり、ERPパッケージは、基幹業務に必要な機能を統合的に提供し、効率的な業務遂行と統合管理を可能にするシステムといえる。


コラム 財務会計ソフトとの違い
 業務の結果は最終的には会計情報として集約されるため、ERPパッケージは財務会計ソフトとの対比で考えられることがある。しかし、財務会計ソフトは過去の企業活動の記録と整理を効率的に行うことを目標にしているのに対し、ERPは将来の経営の効率化のために業務統合とデータの一元化を図るものだ。会計業務だけを効率化したい場合には、比較的低価格な財務会計ソフトで可能だろう。しかし、多くの部門の業務プロセスから無駄を省き、全体の効率を上げていくには不十分だ。また、事業に何らかの課題が見えたときに、必要な対処のための意思決定を行う必要があるが、その基礎となる情報が会計情報だけでは十分でないと思われる。事業全体の状況を把握できる仕組みとして、ERPは現在最も広く信頼されている。

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INDEX

【1】ERPとは何か

1-1 ERPツールは様々な基幹業務を統合し、リアルタイムに管理可能にする

1-2 中小・中堅企業でERPの利用が進む理由

1-3 中小・中堅企業におけるERP導入の他のメリット

【2】ERPを新規導入する時に注目すべきポイント

2-1 導入コストの障壁が低くなった理由とは

2-2 部分導入を可能にするもう1つの考え方

2-3 ERPパッケージの品質とモジュールの品揃えとともに、SIer選択も重要なカギ

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