| ||||||||||||||
![]()
2008/05/21
|
日々進歩するIT技術は、ともすると取り残されてしまいそうな勢いで進化の速度を高めています。そこでキーマンズネット編集部がお届けするのが「5分でわかる最新キーワード解説」。このコーナーを読めば、最新IT事情がスラスラ読み解けるようになることうけあい。忙しいアナタもサラっと読めてタメになる、そんなコーナーを目指します。今回のテーマ「植毛ファン」は、パソコンなどの冷却に使うファンを静かにする技術。風きり音を低減させるために、物体の表面に細かな毛を植えるというユニークな発想です! |
|
※「植毛ファン/パソコンのための植毛ってなんだ?」の記事を一部ご紹介します。会員登録を行い、 ログインすると、「植毛ファン/パソコンのための植毛ってなんだ?」の記事全文がお読みいただけます。
西村教授の騒音低減技術への取り組みは、鳥取大学に来る前の大型風洞開発までさかのぼる。高速鉄道車両の開発に用いる大型の風洞は、空力特性の計測だけでなく、風きり音の測定も行う必要がある。風きり音を正確に測定するためには、風洞自体の騒音をできるかぎり抑えなければいけない。そのため、その大型風洞の開発にあたっては、低騒音化に関する厳しいハードルが設定されていた。この低騒音化の基本設計を西村教授は担当していたのだが、形状の最適化などの通常の工夫を可能なかぎり実施しても、要求される低騒音化のハードルを越えることはなかなか難しかった。
低騒音化の課題に悩む西村教授にブレイクスルーを与えたのは、共同研究者から提案されたフクロウの静寂飛行の応用だった。フクロウは夜間に狩猟を行うために、目だけでなく周囲の音を立体的に把握している。獲物に気づかれないことはもちろん、視覚の代わりとなる聴覚を最大限活用する必要があるため、極めて静かに飛行する能力がフクロウには備わっている。
羽根に生えた綿毛がフクロウの静寂飛行を可能にしていると考えられているが、この原理を風洞に応用することで、低騒音化が図れるのではと考えたのだ。結果は大成功。風洞のダクトの一部分をぬいぐるみに使うような柔毛材で覆うことで、世界でもトップクラスの大型低騒音風洞の開発に成功した。
その後、鳥取大学に移った西村教授は、柔毛材による騒音低減の現象を原理的に解明し、より応用範囲を広げる研究を開始した。その研究成果のひとつが、植毛ファンなのである。
…この記事の続きは、会員限定です。
会員登録はこちら(無料)
|
|
会員限定で「植毛ファン/パソコンのための植毛ってなんだ?」の続きが読めます |
「植毛ファン/パソコンのための植毛ってなんだ?」関連の情報を、チョイスしてお届けします
※キーマンズネット内の「植毛ファン」関連情報をランダムに表示しています。
「PC・モバイル」関連 製品レポート一覧
|
「植毛ファン/パソコンのための植毛ってなんだ?」の記事を一部ご紹介しました。 |
|
|
この記事に掲載している情報は、掲載日時点のものです。変更となる場合がございますのでご了承下さい。
30002547